元気が出る映画の感想・レビュー『ボックス!』

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「ボックス!」という映画についてご紹介させていただきます。この映画は高校ボクシングをテーマにした青春映画です。

ボックス! あらすじ

小学4年生の時に離れ離れになったカブちゃん(市原隼人)とユウちゃん(高良健吾)の二人が高校で出会い、二人でボクシングの道を進む物語。ボクシングの才能に恵まれ、向かうところ敵なしのカブ。東京の中学ではいじめられていた、学習成績は抜群のユウ。カブがユウをボクシングに誘い、ボクシングのいろはを教え込む。ユウはメキメキと力を伸ばし、二人は同じフェザー級で勝負することになる。二人のフェザー級の王座に構えるイナムラとの3人の熱きバトルを描く。

途中これはユウちゃん(高良健吾)側が主人公か?と思った場面もありましたが、やっぱりカブちゃん(市原隼人)の物語でした。観た後の爽やか感が残る一本です。

ボックス! 感想

才能があるがゆえに脆い。カブはもとからボクシングの才能があった。だから誰にも負けなかった。そんなカブが成長したユウに負けた時、初めて力不足の自分を認めることになる。「自分にはボクシングしかない・・・」と落ち込むカブがユウのサポート役を買って出るところには感動した。才能があればあるほど人はプライドを不必要に持ってしまいがちだけど、そこで堪えて歯を食いしばるところにグッと来た。

最後の試合ももちろん良かったけど、その前夜の様子がとても良かった。本気で勝ちたいと思う試合の前日って寝れなかったよな。なんてことを思い出した。武者震いがして、落ち着いていられなくて走りに行ったことってあったよなぁ。あの時の、不安だけど負ける気がしない感。それこそ本気でやってきたという気持ちの現れ。またこれからもそういう気持ちを感じられるように毎日を本気で生きたいと感じさせられた。

おわりに

以上、ボックスについてでした。こういう「THE 男の青春」という映画には市原隼人がぴったりだなぁと改めて思いました。それにこの作品では高良健吾もマッチしていて、二人のやりとりが見ものです。戦う男の闘志を吸収したい人はぜひ!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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