今しかできないことを一生懸命やりなさい。ドラマ「女王の教室」が教えてくれること

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女王の教室というドラマを覚えていますか?はちゃめちゃにストイックな小学校の先生「阿久津真矢」と、6年3組24人の1年間を描いた作品です。

前回の記事で「今を生きる」ことについて書きました。それに合わせて頭の中をグルグルと回っていて思い出したんです。確かこのドラマの最後にそんな感じのメッセージを投げかけていたなって。

このドラマは2005年に放映されていたドラマなので、もう10年以上も前の作品になります。しかしながらそのメッセージ性は色あせることなく、今こそまさに必要なことのように思いましたので、こちらでシェアさせていただきます。

今しかできないことをやりなさい

ストイックすぎる阿久津先生は、最終回では体罰や教育方針が問題となって学校から追い出されてしまいます。

以下の文章はそんな担任の先生が追い出される間際、生徒たちに投げかけたメッセージです。

人生に不安があるのは当たり前です

大事なのは、

そのせいで自信を失ったり、

根も葉もない噂に乗ったり、

人を傷つけたりしないことです。

 

例えば、

人間は死んだらどうなるかなんて誰にも分からない。

 

言う通りにすれば天国に行けるとか、

逆らえば地獄に落ちるとか言う人がいますが、

あんなものはでたらめです。

 

誰も行ったことがないのにどうして分かるんですか?

 

分からないものを、わかったような顔をして、

無理に納得する必要なんかないんです。

 

それより

今をもっと見つめなさい。

 

イメージできる?

 

私たちの周りには美しいものがいっぱい溢れているの。

夜空には無数の星が輝いているし、

すぐぞばには、小さな蝶が懸命に飛んでいるかもしれない。

 

街に出れば初めて耳にするような音楽が流れていたり、

素敵な人に出会えるかもしれない。

 

普段何気なく見ている景色の中にも、

時の移り変わりで、

あっと驚くようなことがいっぱいあるんです。

 

そういうものを、

目を見開いて見なさい。

耳を澄まして聴きなさい。

全身で、感じなさい。

 

それが生きているということです。

 

今はまだ、

具体的な目標がないというのなら、

とにかく勉強しなさい。

 

12歳の今しかできないことを一生懸命やりなさい。

 

そして、中学へ行きなさい。

 

中学に行っても、高校に行っても、

今しかできないことはいっぱいあるんです。

 

それをちゃんとやらずに、

将来のことばかり気にするのはやめなさい。

 

そんなことばかりしていると、

いつまで経っても、

何にも、気づいたりしません。

なんかすんごい響きました。中学に行っても、高校に行っても、今しかできないことがいっぱいある。それって社会に出たって、何歳になったって一緒ですよね。

分かってないのに、分かっているような顔をしたくないです。諦めていないのに、納得したような選択をしたくないです。

今この瞬間、自分の心に嘘をつくことなく、一生懸命に全力で生きたいと改めて感じました。 

生きるということ

生きる上で絶対的に仕事は大切だし、学生であれば学校での勉強は大切です。だけどその先にある自分の人生をもっともっと大切にしなければいけません。

仕事も、学校の勉強も、誰かが評価をしてくれます。良い・悪いを点数にしてくれます。でも人生には点数を付けられない。自分の人生を見つめ、舵を切れるのは自分だけ。もっともっと懸命に生きなくては、与えられた命をもっと使わなければと思わせてくれるドラマです。

大人がかっこよくないから、子どもがグレるんです。という会話がドラマの1シーンで出てくるのですが、まさにその通りなのだと思いました。

もう気づけば23歳になってしまいました。立派な大人とは、自分に嘘をつくことなく挑戦し続ける人のことを言うのだと思います。僕も、かっこいい大人を目指して頑張りたいと思います。

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