こんにちは。延期が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「林業」をテーマにした映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)」についてご紹介させていただきます。皆さんは林業という職業についてどれくらい知っていますか?僕はほとんどニュアンスでしか知らなかったのですが、この映画を通じて林業という職業の偉大さや誇らしさを感じました。伊藤英明の熱い男っぷりに奮起させられる一本です。
▽WOOD JOB! 予告編
WOOD JOB! あらすじ
ひょんなことから森で働くことになった主人公と、林業仲間、村の人たちとの時間を描いた物語。最初はチラシに載っていた美女を目的に来ただけで林業を舐めていた主人公も、その誇り高き仕事に向き合うようになり、その道の男へと成長していく。林業とはどういう仕事なのか、そこで働くとはどういうことなのかを伝えてくれる映画。
WOOD JOB! 感想
普段触れることのない「林業」をテーマにしていて新鮮な世界観があった。「農業は自分たちで育てた野菜を自分たちで食べる。でも林業は100年前の人が植えた木を切ってお金をいただく。そして自分たちも100年後の人に向けて木を植える。」という時代を超えた仕事であることが分かる。テレビで何気なく見ている「樹齢◯◯年の木」などの樹木がもつ歴史の重みを感じる。自然と向き合う仕事の楽しさ、そして怖さを学ぶことができる。
そして個人的にこの映画のキャストがとてもバランスが良いと感じた。熱血系の伊藤英明と、だらしない主人公を演じる染谷将太、そこにヒロイン役として加わる長澤まさみが良いバランスだった。「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」と同じ監督が監督・脚本を務める。林業と青春という一見かけ離れたテーマがうまく描かれている。主人公の成長っぷりや自然の偉大さに元気をもらえる映画。
おわりに
自然がたくさん出てくる映画は、自分もこういう自然の循環の中に生きているんだということを改めて感じさせてくれるので好きです。心がパッとするようなそんな瞬間に出会える映画が多いですよね。今度また自然をテーマにした映画のおすすめまとめを書いてみたいと思います。何か自然を感じられる映画でおすすめの映画があれば教えて下さい。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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