元気が出る映画の感想・レビュー『ふきげんな過去』

こんにちは。本日『ふきげんな過去』という映画を観てきたので、感想を書いてみたいと思います。

▽ふきげんな過去 予告編

ふきげんな過去のあらすじ

まずはざっくりと「ふきげんな過去」のあらすじをば。主人公の「果子(かこ)」は、毎日が退屈で退屈でたまらない高校生。おばさんである「未来子(みちこ)」は死んだことになっていたが、ある日突然家族の前に姿を現します。たわいもない口論シーンから、実は未来子が果子の母親だったなんて話から。数日間のやりとりを通じて退屈でたまらなかった果子の日常が少しずつわくわくしていくお話。
全体を通じて日常的な描写や、キャストの演技が良かったです。夏のじんわりした様子が涼しい映画館で観ている僕にも伝わってきました。

ふきげんな過去を観た感想

ぶっちゃけて書くと、あんまりストーリーが理解できませんでした。淡々とすぎる日常の描写とも言えるし、死んだはずの母親が突如現れるというファンタジーでもある。観る人によって受け取り方も変わるのかもしれませんね。この作品の中で印象に残った言葉が「人は、必要なことだけを知っている間に死んでいく。全ての箱を開けていてたら時間が足りないよ。」(いくつかのシーンのセリフを繋いでいます)というセリフです。なぜだか分からないけど、印象に残りました。
あとは「人は寂しいから誰かと一緒になることを願う。でも、誰かと一緒になったらそれはそれで孤独」という言葉です。これもまた、なぜだかよく分からないけど印象に残りました。こんな感じで、断片的に心に残るシーンがいくつかありました。

おわりに

以上、ふきげんな過去についてでした。ぜひ映画館へ!という感じではないのですが、夏に家でDVDで観るにはけっこう良いかもと思いました。小泉今日子と二階堂ふみ、二人の織りなす独特の空気感が素敵でした。それでは本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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