こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューブログを運営している宮田です。本日は高校野球をテーマにした映画「ひゃくはち」について書いてみたいと思います。甲子園を目指して奮闘する映画はかなりの高確率でツボな映画なのですが、この作品は他の映画とは少し違っていて、「補欠が主人公」なんです。試合には出られない、ベンチメンバー争いの目線から見た高校野球。とてもリアルに描いた映画だと思います。
▽ひゃくはち 予告編
全力投球のレギュラー争い
毎日野球一筋、ベンチメンバー20人の枠をかけて争う登場人物たち。本気で野球に取り組むからこその葛藤や悔しさ、惨めさが描かれています。僕も小学校から高校まで部活をやっていて、レギュラーだった時期もあれば、ベンチメンバーの座をかけてギリギリのところで頑張っている時もありました。だからこそこの映画には共感できるところがたくさんある。仲間の怪我を心のどこかで願ってしまったり、チームとしての前進よりも自分の前進を願ってしまったり。あるんだよなそういうことが、自分もそういう時があったから、すごく分かる。ベンチメンバーの名前が呼ばれる時の緊張感とか、自分も必死にくらいついていた頃の気持ちや感情を思い出せた気がする。
自分にできることをする
ネタバレになってしまう部分もあるのですが、この映画のラストが僕はすごく好きです。例えベンチメンバーに入れたとしても、レギュラーという存在との間にある壁の高さは本人たちが一番分かっている。そこで自分にできること、それを一生懸命に考えて、練習して、そしてそれを楽しむことができるということは素晴らしいと思った。知らず知らずのうちに多くのことを望んでしまいがちだけど、夢があって、仲間がいる、それだけでめちゃくちゃ幸せなことなんじゃないかと改めて感じた。僕も、自分にできることをやるのみ。
まとめ
以上、高校野球映画「ひゃくはち」についてでした。この映画は補欠が主人公というだけあって、とても等身大で、リアルです。弱いけど強い、そんなメンバーの頑張りを見ていたら、自分も頑張らねば!という元気と勇気をもらえます。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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