こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は実話を元にした野球映画「バンクーバーの朝日」という映画についてご紹介させていただきます。
バンクーバーの朝日 あらすじ
かつてカナダのパウエル街という街でカナダ人から疎外され、安い賃金でこき使われながらも生きていた日本人の物語を描いた映画。白人からの差別や理不尽に耐えながらも家族をつくり子どもを育ててきた日本人。主人公となるのはそんなカナダで暮らす日本人の第二世代の男たちです。街の日本人のモヤモヤやカナダ人へのイライラはピークに達していたし、未来なんて見えやしない・・・という状況でしたが、そんな人々の心の拠り所になるのが野球チーム「バンクーバー朝日」です。体が大きく力も強い白人に最初は手も足も出なかったバンクーバー朝日でしたが、「自分たちの戦い方」を見つけ、徐々に追いつき、追い越していきます。野球を通して苦しい生活に耐える人たちの心が一つになっていく。
バンクーバーの朝日 感想
スポーツが人の心をつなぐ
どこにも希望を見出すことのできなかった街の人たちが心を寄せられた場所、野球。そして差別や人種を超えて人々がつながる、野球。スポーツが何のために存在しているのかを感じられる作品でした。もちろんスポーツをする人の楽しいという感情のためにあるのはもちろんだけど、こうして人と人、国と国が理解しあい、心を通わせるためにあるんだなって。スポーツの素晴らしさを感じられました。
今ある幸せに感謝
ベタな感想ではありますが、やっぱり「やりたいと思ったことを素直にやれる今」という時代に感謝しなきゃなぁと思わせてくれます。差別も、偏見も、この映画の時代と比べたらほとんどなくて、気持ちがあれば何でも挑戦できる時代。この時代に生まれたのだから、果敢にトライしていかなくちゃなって思わせてくれしました。毎日後悔の内容に、自分の気持ちに嘘をつかず、完全燃焼で走り抜けたいです。
おわりに
以上、バンクーバーの朝日についてでした。内容もさることながら、この映画のキャスト陣の豪華さにも注目です。激しい展開はなくゆったりとした流れで進んでいきます。よくまとまった映画で、シンプルに楽しむことのできる一本です。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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