こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「グッモーエビアン」という映画についてご紹介させていただきます。僕は大泉洋が好きで、大泉洋の出演している映画を検索していてこの映画にたどり着きました。この映画は母と娘、そしてROCKに生きる男(大泉洋)の3人の物語です。
グッモーエビアン あらすじ
元パンクギタリストのアキ(母)と娘のハツキ(娘15歳)は二人で一緒に暮らす。実の父はハツキがまだアキのお腹の中にいる間に離婚していて、アキとハツキと一緒に暮らす超自由人ヤグ。ヤグはアキと結婚してはいないものの、ハツキが生まれた時からずっと一緒に暮らしている。高校生のハツキは、誰もが通る反抗期だったり、進路選択だったりと多感な時期を迎え、ドタバタが起きる一年となる。その中でヤグがこれまでどんな人生を送ってきたのか、何を考えているのかといったことを知りながら自分の人生を振り返り、将来を選択していく物語。
グッモーエビアン 感想
自分の人生は自分で決める
決してお金持ちとは言えない家系だけど、自分の人生の生き方は自分で決める。そういう価値観を大切にする一家。成績優秀にも関わらず就職という希望を出したハツキのもとに担任の先生がやってきて話をするが、母親であるアキは「もったいなくない人生というのは、良い高校に行って、良い大学に行って、良い会社に入って、素敵な旦那さんを見つけて、二世帯住宅をドーンと建てて。みたいなそういう人生ですか?そういうのはさ・・・つまらんっ!!」と返します。アキもヤグも、「普通」という人生からすれば何かが欠けていて、でもその欠けている分、他の何かを得ていて、誰かの言葉や判断ではなく自分の意思で歩むことをハツキに伝える。そんな姿勢が素敵だなぁと思うし、自分もきちんと自分の人生を自分の判断で生きていきたいと思わせてくれる。
さよならとありがとうは言える間に言わないとダメ
不覚にもグッときたシーンがこのセリフ「さよならとありがとうは言える間に言わないとダメ」とヤグがハツキに伝えるシーンです。ハツキの親友であるトモちゃんが転校する時に、ちょっとしたケンカ状態のままで転校してしまいそうになる。それを知ったヤグは学校に乗り込んでハツキをトモちゃんのもとに行かせようとする。ヤグは自分の家族を事故で亡くしてしまっており、「さよなら」も「ありがとう」も言いたくても言えない。そんなヤグが必死に伝えようとするその言葉に胸を打たれました。普段何気なく使うような言葉だけど、改めて「さよなら」や「ありがとう」、あと「ごめんなさい」といった言葉を大切にしたいと思える。
おわりに
以上、グッモーエビアンについてでした。とぼけたキャラクターと大泉洋がマッチしていて、大泉洋好きの僕にはツボな映画でした。ただ、とぼけていても料理だけは上手いという設定なのですが、これは実はけっこう重要なポイントで、料理ができる自由人ってなんか良いなって思いました。笑
僕も料理が上手い男になれるよう、料理の勉強でもしてみようかな、なんて思いました。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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