こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。
僕はちょっと元気が無いなぁ〜とか、勇気が欲しいなぁ〜なんて時に良く映画を観ます。このサイトでは元気が出る映画をピックアップしてご紹介させていただいているわけですが、特に元気が出る映画の多いのが「音楽」をテーマにした映画なんですよね。
音楽そのものがテーマだったり、バックミュージックや挿入歌が最高だったり。音や音色、音楽の良い映画はそれだけで元気が出ます!ということで、音楽のあるオススメ映画をいくつかピックアップさせていただきます。
オススメの音楽映画
シング・ストリート 未来へのうた
公開年:2016年
何から行こうか迷いますがまずはこちらから!荒れくれた郊外の学校に通う主人公は、ひとつ上の女の子に一目惚れし、仲間とバンドを組んで音楽を通じてアプローチするという物語。バンドのシーンがたくさんあるし、出てくる音楽の一つ一つが良い!学校で歌うシーンは忘れられない。
アンコール!!
公開年:2012年
頑固者のおじいちゃんが亡き妻の練習していた合唱団に入って、それまで全く練習してこなかった合唱を行うという映画。ロックなどとは違う、合唱という音楽を通じて人の心が通う様子を感じることができる。
Dearダニー 君へのうた
公開年:2015年
絶頂期を過ぎたミュージシャンの元に届く一通の手紙。亡きジョン・レノンからのメッセージ。いつの間にか音楽を商売の道具として見れなくなっていた主人公は音楽に対して、家族に対しての向き合い方を変え、第二の人生を歩み出す。音楽に生きる男の尊厳を描いた物語。
ソラニン
公開年:2010年
どこにでも居そうな青春バンドを描いた物語、かと思いきやそのうちの一人が命を落とす。受け継がれた想いを胸に歌う曲、それが「ソラニン」。ラストのバンドシーンにはジンとくるものがある。音楽に青春をかけていた人なら共感できるシーンも多い映画。
君が生きた証
公開年:2015年
シナリオの良くできた映画で、息子を失くした父親が息子の残した音楽を歌うという映画。息子と同じくらいの少年たちとバンドを組み、有名になっていくが、彼には公の前で歌えない理由があった・・・ここから先はぜひ映画を!出てくる歌がどれも素敵な作品です。
ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声
公開年:2014年
複雑な家庭環境に育ち、そして母親をも失くしてしまった主人公のステット。学校では荒れて喧嘩して散々な生活を送る。しかしステットには「歌声」という才能があった。名門少年合唱団に入るステットと、先生のカーベル、ぶつかりながら成長していく姿が感動的。まっすぐに音楽を楽しむことのできるオススメ音楽映画。
くちびるに歌を
公開年:2015年
アンジェラ・アキの「手紙」をテーマとした映画。愛する人を失い音楽に背を向けた先生と、自分の居場所を音楽に求める合唱部の子どもたち。それぞれが抱える問題に向き合いながら成長していく物語。この映画を観ると改めて「手紙」という曲を聞きたくなるし、好きになる。
はじまりのうた
公開年:2013年
来ました、はじまりのうた!これは間違いなく僕の中でベストムービーです!冒頭のシング・ストリートと同監督ジョン・カーニー映画監督の作品で、僕が音楽映画を好きになったキッカケの映画です。自分の人生に打ちひしがれたメンバーが音楽を通じて前を向いていく、そして音楽を通じて心を通わせて行く姿がこんなにも暖かく、そしてリズミカルに描かれているこの作品を観てないのは損です!←
カノジョは嘘を愛しすぎてる
公開年:2013年
佐藤健が主人公を演じるカノジョは嘘を愛しすぎてる。作曲家として生きる主人公は、ビジネスとしての音楽に嫌気がさしていた。そんな時にふと出会った女の子に、フリーターだと嘘をついて恋をする。しかしその女の子も実は音楽が大好きで、歌うことが大好きな子だった。主人公はその女の子との出会いによって、音楽を通じて自分が何を表現したかったのか、そして何を伝えたかったのかに気づき、新たな一歩を踏み出すという物語。
マダム・イン・ニューヨーク
公開年:2014年
THE音楽映画とは少し趣向の違う映画。こちらは家族で唯一映画が話せずバカにされ、妻としても母としても尊厳を失った女性が英語を勉強して自信と尊厳を取り戻すというコメディ映画。インド映画独特の音楽と踊りがたくさん出てくる。インド映画の中でもこのマダム・イン・ニューヨークの中に出てくる音楽が好きで、観ていると元気が出る映画だったのでこちらにピックアップしました!
ONCE ダブリンの街角で
公開年:2006年
名前も分からない二人の男女が、音楽を通じて心の距離を縮めていく、でもその二人にはそれぞれの居場所がある。くっつきそうでくっつかない。そんな二人の距離感を描いた物語。低予算で製作されたにも関わらず高評価を得ていると有名な本作。実際にそのカメラワークやキャスト的にも低予算感が目立つが、そこに味があって良いです。
スウィングガールズ
公開年:2004年
ウォーターボーイズと同監督が手掛ける青春ムービー。本作は高校生たちがジャズにのめり込み、コンクールに出場するまでを描いた物語。音楽×青春の代表作ですね。ジャズの渋さや、一から自分たちで楽器を集めていく時のあのワクワク感が爽やかで好きです。
スクール・オブ・ロック
公開年:2003年
音楽×コメディの名作映画!冴えないバンドマンがひょんなことから名門小学校の臨時講師を務めることとなる。全くやる気の無かった男だったが、クラスの子どもたちにロックの才能があることに気づく。そこから始まる学校と親には内緒のロックの練習。笑いあり、感動ありの一度は観たい音楽コメディ映画。
グッモーエビアン!
公開年:2012年
大泉洋演じる主人公は、結婚もしていないのに生まれた時から一緒に暮らすロック好きな自由人。ロックに生きることを伝えるこの作品はコメディですが、その中にも家族のあり方を説くメッセージ性ありです。最後のバンドシーンが好き。
おわりに
以上、音楽のある映画についてでした。こうして音楽のある映画をまとめていると、音楽の素晴らしさを感じずにはいられません。
時代や場所を超えて人をつなぐことのできる音楽。歌う側も、聞く側も、どうしてこんなにもアツくなったり、あったかくなったりするのでしょうか。人としての生を営む上で、音楽は欠かせないなと思った今日この頃でした。
おまけに
本記事の中に3作品もピックアップさせていただいた監督がジョン・カーニー監督です。上述した「シング・ストリート 未来へのうた」「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」の3作品を手がけられた監督です。
僕の中で「音楽×人と人のつながり」というテーマを扱った映画ではこの監督を超える人はいないと思っています。どの映画も観た後、心がわくわくします。ぜひ一度観てみてほしいオススメ映画です。ジョン・カーニー監督の映画作品については以前にも記事を書いていますので、よければこちらもご覧ください。
また、本記事は元気が出る音楽映画がテーマでしたが、ほかにも元気が出る映画についてのピックアップ記事を書いております。よければこちらもご覧ください。
【元気が出る映画まとめ】明日からまた頑張りたい人にオススメ!
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント