しょうがない!やるか!という元気が出る映画『川の底からこんにちは』

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビュー記事を綴っている宮田です。本日は「しょうがない!」「やるか!」「頑張るよ!」という気持ちにさせてくれる映画「川の底からこんにちは」という映画についてご紹介させていただきます。

▽川の底からこんにちは 予告編

川の底からこんにちは あらすじ

若さ全開で駆け落ちして上京するものの捨てられ、「妥協」を繰り返して生きているうちにどん詰まりの人生に行き着いてしまった女性。理不尽とか不公平とかそういうものに慣れてしまっていた彼女が追い詰められた末に開き直り、父の残した会社を復活させるべく奮闘する物語。「ぼくたちの家族」や「舟を編む」を手がけた監督の作品で、狭い世界の物語なんだけど、どこか共感できる部分が多くて入り込める作品。

川の底からこんにちは 感想

しょうがない

この映画の全体を通じて出てくる言葉が「しょうがない」です。主人公の女性はもうあらゆる物事に希望を失っており、しょうがないと割り切ることができます。「妥協」も境地を極めれば前進するエネルギーに変わる。

「愚痴ったって世界は変わらない、しょうがないから頑張るしかないじゃん?」というのがこの映画のメッセージで、なんか観ていると清々しい気持ちになってくるし、グダグダ言ってないでやることやろうか。と気持ちを切り替えられる映画。

一生懸命な人生はかっこわるいもんだ

そして印象に残るのがこちらのセリフ「一生懸命に生きてる人は、それだけで滑稽に見えるものですよ」。頑張って生きてる人はそれだけですでに恥ずかしいもの。そんなこと気にしてたら全力で生きられないですよ。というような会話があるんですね。

なんだかこのやりとりに元気をもらいました。頑張れば笑われる。でもそれでも自分の人生を誠実に生きたいと思わせてくれます。

おわりに

以上、川の底からこんにちはについてでした。この映画は世の中の「中の下」を生きる人たちの物語で、妥協の先にある開き直り(前向きなエネルギー)を感じられるスッキリする映画です。いろいろ大変なんだよね…とため息でもつきたくなった時にぜひ観てみてください。きっと元気が出ると思います。それでは本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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