元気が出る映画の感想・レビュー『銀の匙』

こんにちは。本日は大ヒットコミックから映画化された「銀の匙」について書いてみたいと思います。銀の匙のコミックは僕もずっと読んでいました。夢も目標もない主人公が農業高校に進学し、自然の中で大事なものを掴み取っていく成長の物語です。コミックの世界観を忠実に表現するキャスティングでした。コミックが好きな人はぜひ観てみてはいかがでしょうか。

生きるための逃げはアリ

銀の匙の主人公は中高一貫のバリバリ進学校で中学生活を過ごします。頑張って勉強するものの、思うように成績がついてこずに息苦しさを感じます。そこで選んだ高校が農業高校だったのですね。最初は夢も目標もなくて周りのメンバーとも温度差があったりします。でも、生き物や作物を育てる・食べるということに向き合う中で勉強や成績よりも大切なものを掴み取っていきます。

勉強から逃げてきたことを後悔しながら生活する主人公ですが、とある一言をもらいます。「逃げることは悪かったのかもしれない。でも、逃げた先で出会ったものは悪いもんじゃなかっただろ?生きるための逃げはアリだ。」という言葉です。成績という数字を追いかけているだけでは得られない、生きる上で大切なことを体で感じているこの高校だからこその重みがあります。

愛されるとまっすぐさ

人はやっぱり一人で生きているのではなくて、周りの人や社会と密接に関わりあって生きている。だからこそ、周りの人を愛し、愛されるような人になりたいなと思いました。「優秀だけど、ちょっと成績が下がったら処分されちまうやつもいる。でも逆に大して成績を出しちゃいないのに、長く愛されるやつもいる。」という言葉が出てきます。何かができたり、何かを知っていたり、自分の存在理由を見出しなければいけないような感覚に普段囲まれていますが、何もできなくても周りの人や目の前の人を大切にしたいという思いがあれば、心は通じ合えるのかな。なんてことを思いました。競争しているだけでは得られない何かを感じさせてくれます。

おわりに

以上、銀の匙についてでした。自然や命について触れるテーマの映画を観ると、今の自分があることの有り難さや悩んでいることのちっぽけさを感じることができるので好きです。人生という時間の中から見たら、悩んでいることなんて大抵小さなことで、失敗したり、逃げたりしたってやっていける。生き残ることよりも、死なないこと。今日も明日も頑張りたいと思います。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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