こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日はロック×教育をテーマにした映画「スクール・オブ・ロック」についてご紹介させていただきます。日常生活の中で「熱狂」できるほどの何かはあるでしょうか?この映画は、ロックを愛し、ロックに生きるどうしようもない男が街で一番と言われる優秀な子どもたちにロックを教える物語です。何かに夢中になっている時の熱量を思い出すことのできる作品です。
スクール・オブ・ロックのあらすじ
まずはこの映画のあらすじをざっくりとご紹介させていただきます。自分の作ったバンドをクビにされたデューイ。ルームシェアしているネッドの元にかかってきた臨時講師の依頼をお金目的でなりすまして受ける。名門小学校に入り込んだデューイは子どもたちにロックの魅力や生き方を伝える。それまで「成績」や「評価」によって頭がガチガチになっていた子どもたちはロックバンドの活動を通じてイキイキと自分の才能や力を発揮し始めるという物語です。
スクール・オブ・ロックというのは子どもたちが組むバンドの名前です。実際にこの映画を観る前は「教育のあり方」的なものを題材にした映画かと思っていましたが、どちらかというと「ロックという生き方」が題材となっています。ルールなんて破って反抗しちまえ!というメッセージが、響きます。
観てみた感想
とても陳腐な言葉になってしまいますが、「最高の映画」でした。Filmarksでは反対意見なんかも書かれていましたが、個人的にはめちゃくちゃ好きです。何かに「熱狂」する経験は人生において重要で、その中で発揮される才能や、仲間との絆はかけがえのないものだと改めて思いました。「やりたい」とか「やりたくてたまらない」という何かを見つけられることの素晴らしさを感じる。
そしてそういう「熱狂できるもの」を持った人こそ教師にふさわしいのではないかと思った。子どもたちと心を通じ合わせるのに理論や理屈は必要なくて、そこに偽りのないラブがあればいいんだなと。ロックというものを通じて子どもたちが心開いてく姿にジーンとくる。
劇中「俺に口答えしろ!」というシーンがあって、なんだかそこが好きだった。綺麗な言葉でコテコテに繕うよりも、こうして汚い言葉だろうが本音をぶちまける場を作れる人が必要だなと思った。デューイが偽物であることがバレて退場させられるが、子どもたちが自分の意思で発表の場に出場するシーンが良かった。最後のバンドシーンは感動しながら観ていた。
おわりに
あの頃夢中だった何かを忘れそうになったとき、ぜひ観てみて欲しい映画です。自分の魂が共鳴するものは何かを改めて考えさせられます。この映画はロックに焦点を当てていますが、デューイが子どもたちに対して才能を認めたり、一人一人に役割を与えたりと、教育という視点からも参考になる点があります。まだ観ていないという方はぜひ!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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