いただきますの大切さを教えてくれる映画『いのちの食べ方』

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は映画「いのちの食べ方」についてご紹介させていただきます。

私たちは毎日、当たり前のようにご飯を食べているけれど、普段食べている食べ物がどのようにして生まれ、育てられ、加工されていくのかについて考えたことはありますか?この映画は食材がどのようにして私たちの食卓までやってくるのかを描いたドキュメンタリーです。

いのちの食べ方 あらすじ

普段何気なく食べるご飯。そして何気なくスーパーやコンビニで買ってくる食材。それらの食材がどのようにして生産され、加工され、運ばれてくるのか。普通に過ごしていると考える機会はあまりありません。

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この映画は現代の農業や酪農の姿を描いたドキュメンタリー映画です。機械化されるプロセスの体感や、生き物の命をいただくとはどういうことなのかを教えてくれる、一度は観ておくべきと言って良い映画。

いのちの食べ方 感想

ぼくたちは表面上のことしか知らない

こういう映像を見ると本当に自分は普段、表面上の「出来上がったモノ」しか見ていないんだなと思わされる。自分の体をつくる食べ物のこと、その食べ物を作ってくれている人たちのこと。そして、生き物が食べ物になること。

目に見えるものがどんな過程を経てここにあるのか、そういうことに目を向けたいと思わせてくれる。

いただきますという言葉の大切さ

そういった過程を見ることで、いただきます。という言葉の大切さを改めて感じることができる。生き物を殺して食べる。それは食物連鎖の中に生きる上で必ず必要なこと。それが機械化されて、大規模に行われているシーンに違和感のようなモノを感じるが、それも人間が生きていくために必要なこと。

いけないのはそうやって命を奪って得た食べものを残すこと。いただきますという言葉と同時にもったいないという言葉も頭をよぎる。命に感謝して好き嫌いせず、残さず食べて、ごちそうさまでした。で終わる。そういう当たり前の行いを大切にしたい。

おわりに

以上、映画「いのちの食べ方」についてでした。この映画は映画というよりも教育のための映像。という感じを受けました。そこにエンタメ性が無いのはもちろんのこと、台詞や文字もありません。あるのは生き物の姿と作業音。ひたすらに生きて、育って、食べものになるまでの過程が描かれています。

映画は結局のところ娯楽のひとつだから、「観るべき」という表現には違和感があるけれど、それでもこれは一度観るべき映画だと言えます。時間に余裕のある時にでも、一度観てみてください!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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