自分に自信が持てなくてイヤになりそうになったら観て欲しい!「マダム・イン・ニューヨーク」

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は歌って踊って楽しいインド映画「マダム・イン・ニューヨーク」についてご紹介させていただきます。

▽マダム・イン・ニューヨーク 予告編

マダム・イン・ニューヨーク あらすじ

家族で唯一映画が話せず、妻としても親としても尊厳を失っていた主人公のシャシ。自信を失っていた彼女だったが、姪の結婚式の準備のためにNYに一人で旅立つこととなる。空港で、そしてカフェで、英語が話せないシャシは苦しみ、やっぱり来ない方が良かった・・・なんてことを考え始める。

そんな中たまたま見つけた「4週間で英語が話せるようになる」というチラシを頼ってイングリッシュスクールに電話をして申し込む。そこから始まるシャシが英語を習得するとともに尊厳を取り戻す物語。

インド映画特有の歌って踊ってもマッチしているし、心に響くメッセージもたくさん詰まったオススメの映画です。

マダム・イン・ニューヨーク 感想

人を尊敬するということ

シャシは娘からバカにされ、夫から無能扱いされ、自分に自信を持てなくなっている。広い世界で唯一全てを知っている家族にバカにされてしまったら、人というのは本当に居場所を無くすんだなと感じた。改めて家族という小さな世界を大事にしたいと思える。自分が反抗期だった頃のこととか思い出して申し訳なくなる。

誰だって最初の一回は「初めて」なのだ

この映画のメッセージがグッと詰まっているのは最後のスピーチだと思うのですが、NY入りする前の空港で隣に座った人から言われるセリフにも大切なメッセージが込められてます。それが「何事も初めては一度だけ」というセリフ。

最初飛び込む時は怖かったりするかもしれないけれど、勇気を振り絞って飛び込めば世界は変わると教えてくれる。

自分のことを好きになる

シャシは英語が話せない。ということから自分が好きになれずにいて、そういう状態で物事を見るから何もかもが嫌味に見えてきたりする。最後のスピーチの後に言ったセリフがとても心に響く。

人は自分のことが嫌いになると、自分の周りもイヤになって、新しさを求める。でも自分を愛することを知れば、古い生活も新鮮に見えてくる。

というセリフです。これとても共感しました。自分自身に胸を張れない状態でいると、他人のことも認めることができない。だから自分を変えようとしたり無い物ねだりをしたり。でもそれでは結局変わらなくて、また周りを嫌いになってしまう。・・・なんてことに。

でもあるがままの自分を受け入れて、自分のことを好きになることができたら、周りの人や生き物、出来事の一つ一つが愛おしく見えてくる。なんかそれ分かるなぁと思います。ないものではなく、あるものに目を向けたいと思えた瞬間でした。

おわりに

以上、マダム・イン・ニューヨークについてでした。この映画は、家族や身近な人への態度や敬うことの大切さを教えてくれるし、同時に新しい自分に出会うために一歩踏み出す勇気をくれる作品でした。タイトルにも書きましたが、自分に自信が持てなくてイヤになりそうになったら、ぜひ観てみて欲しい映画です。元気になれるような、明るい気持ちになれるような映画です。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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