日本のオンラインギャンブル市場規模と成長の背景

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世界規模だけでなく、日本国内においても盛り上がっていると言われるオンランギャンブル市場。では、具体的にどれくらいの市場規模になっているのでしょうか?また、その背景についても探っていきます。
 

オンラインギャンブルとは?

オンラインギャンブルとは、インターネット上でカジノやスポーツをベースにした賭けを行う活動のことを指します。ブックメーカーやベッティングショップと呼ばれるギャンブルを運営する企業がオンライン上に環境を整え、個人がゲームに賭けるのをサポートしています。オンラインギャンブルは、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、スロットマシンなど、カジノスタイルのゲームを中心にしながら、他にも実際にリアルで試合が行われているサッカー、バレー、卓球、野球などのスポーツへ賭けを行うスポーツベッティングも含まれます。こういったギャンブルゲームは、パソコンで簡単にダウンロードできるほか、ウェブサイトやスマートフォンを通じてプレイすることができます。日本では、インターネットの普及率が高く、かつ競馬や競輪など公営ギャンブルも歴史があるため、新しい形であるオンラインギャンブルも全国的に普及してきています。
 

市場規模と成長の背景

世界では575.4億米ドル(約7.5兆円)あると言われるオンラインギャンブルの市場規模。日本国内においては、2021年に67億米ドル(約9160億円)に達しました。調査を行ったIMARCグループによると、今後2022年~2027年の成長率(CAGR)が6.95%を示し、2027年までに101億米ドルに達すると予測されています。
 

オンラインギャンブル成長のエンジンとなったもの

日本におけるオンラインギャンブルの成長要因としては、もちろん「インターネット普及率」「スマートフォン普及率」「賭博文化が根付いていたこと」「コロナによって家にいながら遊べるエンターテイメントとして注目を集めたこと」といった環境要因もありますが、ブックメーカーなどサービス提供者側の努力、ゲームクオリティによって成長している点も忘れてはなりません。

ポイントとして挙げられる点は大きく4つあり、一つ目は「オンラインカジノのリアリティ」です。日本ではまだ店舗型カジノを作ることができないので、本場カジノの雰囲気を国内で味わうことはできません。その点、オンラインで本場カジノのゲームや雰囲気を味わえることは貴重な機会になります。ルールやゲームグラフィックのクオリティもさながら、ライブでプレイできる点などは緊張感をより一層高めてくれるため、本場感を体験することができます。次に「信頼性」です。歴史を持ち、きちんと認証を得たブックメーカーが参入していること、さらに日本語対応をしている運営も増えていることは、慎重な日本人にとって背中を押すポイントとなっているはずです。

3つ目は、「ボーナスやプロモーション」です。オンカジ 入金不要ボーナスや、フリースピンの提供、キャッシュバックキャンペーンなど始めるハードルを下げることで、まずはお試しで十分な時間体験することができる仕組みを整えていることも、人気にブーストをかけるきっかけになっています。そして最後、4つ目が「ゲームジャンルの幅広さ・IPコラボ」です。カジノにおけるテーブルゲームのジャンルの多さももちろんですが、スポーツベッティングにおいて世界中のスポーツをライブで観戦できたり、勝敗だけではない視点で試合に参加できることは、ベッティングという新しい楽しみを提供するだけでなく、スポーツの楽しみ方を開拓しています。また、すでに人気のあるアニメやキャラクターとコラボレーションしたゲームを展開することも、既存ファンに注目してもらえる点でとても有効だったはずです。
 

オンラインギャンブルが国にもたらすもの

前提として環境の整備は必要になりますが、オンラインギャンブルは日本政府に税金という形で高い収益をもたらします。うまく共存することで、日本に経済的な元気をくれる存在になれるよう、バランスをとりながら今後の成長を期待したいものです。