こんにちは。先ほど「シング・ストリート 未来への歌を観てきましたー!」という記事を書きました。「シング・ストリート」はじめ「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」という傑作映画を世に送り出してきたジョン・カーニー映画監督。
音楽があって、臨場感ある描写が大好きで、
どれも観た後に幸せな気持ちになれる作品ばかりです!
皆さんにぜひ観てみて欲しいので、この機会にご紹介させていただきます。
ジョン・カーニー監督について
まずはじめにジョン・カーニー監督についての基本情報です。
1972年生まれのジョン・カーニー監督。
ダブリンで活躍する脚本家で、「ONCEダブリンの街角で」を機にブレイク。
監督自身も以前はアイルランドのロックバンド「ザ・フライムス」にてベーシストを勤めていたという経歴を持つ。自身の経験と感性から、音楽を基盤にした物語が描き出される。
ジョン・カーニー監督作品
シング・ストリート 未来への歌
公開年:2016年
一目惚れした一つ年上の女の子を口説きたいがためにバンドを組んだ高校生の物語。音楽に想いを乗せて届けるというロマンチックなやりとりに胸が踊る。音楽があればなんでもできそうな、その無敵な感覚が懐かしい。自分も高校生の頃、サッカーがあれば何でもできるし、どこでも生きていけると思っていた。熱中できること、共に一生懸命になれる仲間がいることの幸せを感じられる。ジョン・カーニー監督の最新作(2016年現在)
はじまりのうた
公開年:2015年
自らの作った会社を追い出された男と、売れないシンガーソングライターの女、何かを失った二人の物語。何もない二人が、街の中でMVを作っていく様子が凛としていて大好き。「音楽」が世代やジャンルを問わず「共通言語」であることが伝わる映画。何もなくても、音楽があれば通じ合える。歌声が素敵で、観ている自分も気づけばビートを刻んでいるようなそんな映画。元気になれる映画です。僕がジョン・カーニー監督の映画に触れた最初の作品。
ONCE ダブリンの街角で
公開年:2006年
3本の映画の中でも一番古い作品で、3本の中では一番大人な映画。それぞれに上手くいかない何かを抱えながら生きる男女二人の心の模様を描いた映画です。上述の2作品同様にMVを作っていく過程を経て二人の距離が縮まっていく・・・というの一緒ですが、二人の距離が縮まり切りそうで縮まらない。二人の名前も分からないまま映画は終わります。そんな、事情を抱えた二人と、二人をつなぐ音楽を描いたハートフルな作品。
オン・エッジ 19歳のカルテ(未鑑賞)
公開年:2001年
ジョン・カーニー監督をFilmarksで検索すると上記3作品以外にも映画が出てくるのですが、気になっているのがこちらの「オン・エッジ 19歳のカルテ」。まだ未鑑賞ではありますが、近日中に観てみたいと思っている一本。主人公のジョナサンは父親を失くし、父親の葬儀の後に自殺未遂を行う。精神病院で生活することになった彼が周りの人物との出会いの中から大切なものを得ていくという物語だそうです。ジョン・カーニー監督最新作の3本とは少し色の違いそうな作品ですが、こちらもFilmarksで3.7の評価を得ている映画。
ジョン・カーニー監督の映画の魅力
偉そうな見出しをつけてはいますが、僕個人が感じるジョン・カーニー監督の魅力についてです。まず言うまでもなく、とにかく「音楽」が素敵です。音楽そのものももちろん素敵なんですが、「音楽を通して縮まる人と人との距離」の描き方が最高に上手いです。
音楽ってほんとに可能性に満ち溢れていて、心をあったかくするし、人と人とつないでくれる。言葉や年齢、文化を超えて心に響くもの、それが「音楽」ですよね。そして、その魅力を十二分に伝えてくれるのがジョン・カーニー監督の映画の魅力だと僕は思います。
ジョン・カーニー監督関連記事
上述させていただいたジョン・カーニー監督の手がけられた映画の感想・レビュー記事などの関連記事を掲載させていただきます。興味のある方はこちらもご覧いただけると嬉しいです。
◯「シング・ストリート 未来への歌」感想記事
◯「はじまりのうた」感想記事
◯「ONCE ダブリンの街角で」感想記事
◯映画「はじまりのうた」に出てくるイヤホン『二股イヤホン』を買ってみる
おわりに
以上、ジョン・カーニー監督の映画についてでした。ほんとにどの作品も音楽が素敵です。観終わった後の胸の高鳴りはジョン・カーニー監督の映画の特徴だと思います。明るい気持ちになりたい時、元気が欲しい時、カップルで心温まる時間を過ごしたい時など、おすすめの映画ばかりです。気になる映画があればぜひ観てみてくださいね!
ちなみに僕が個人的に一番好きな映画は「はじまりのうた」です。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント