こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。
僕が大好きな邦画の一つに「舟を編む」があります。
原作も映画もとても好きで、邦画が好きになったキッカケの一つです。
今回はそんな舟を編むを手がけられている「石井裕也」監督の映画作品についてご紹介させていただきます。
石井裕也監督のオススメ映画
バンクーバーの朝日
公開年:2014年
戦前のカナダで過ごした日本人たちの物語。安い賃金での労働、カナダ人からの差別など、過酷な状況で生活をする日本人の心の拠り所となったのが「野球の試合」であり、苦しい中で果敢に戦い人々の光となったチームが「バンクーバー朝日」。そこから本作のタイトルが「バンクーバーの朝日」となっています。野球のことだけでなく当時の時代背景なんかも描写されていて、メンバーがバラバラになったり、「この国を好きでいたい」という言葉なんかがとても印象に残っています。
ぼくたちの家族
公開年:2014年
こちらも邦画の中でトップクラスに大好きな映画!バラバラだった家族が母親の病気をキッカケに一つになっていく物語。母がいないとダメダメな男3人の姿が自分の家族と重なって、頼りないながらにアワアワと頑張るシーンに心を打たれました。「こんな時こそ笑おうよ。」母は強い!本作の妻夫木聡がとても好きです。
舟を編む
公開年:2013年
そして「舟を編む」。出版社の「辞書作り」をテーマにした映画で、邦画の良さが滲み出ている作品。邦画好きの人にはぜひ一度観て欲しいとオススメしたい一本です。「言葉」を誰よりも丁寧に聞き、集め、紡ぐ。そんな辞書作りを通して日本人の奥ゆかしさや文化の深みを感じることができました。主人公のマジメのキャラクターもとても良いです!
川の底からこんにちは
公開年:2009年
世の中の「中の下」を生きる人たちの葛藤と心の内を描いた映画。若干はちゃめちゃなワールドに連れて行かれるが、共感できる部分も多々あって面白い構成の映画。主人公の女性たちが振り切ってる感が清々しく、「だーもう!やるっきゃないか!」と思えるような、そんな一本です。
おわりに
以上、石井裕也監督の手がけられている映画についてでした。その他にも石井裕也監督の映画はありますので、また随時鑑賞して追記していきたいと思います。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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