こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「LEGO(R)ムービー」についてご紹介させていただきます。誰もが一度は触ったことがあるであろう「レゴブロック」。
通称「レゴ」を使って車を作ったり、建物を作ったり、その頭の中には自分だけの世界が広がっていた。そんな人も多いはず。この映画はそんなレゴブロックで遊ぶ少年の頭の中の世界の物語です。
▽LEGO(R)ムービー 予告編
LEGO(R)ムービー あらすじ
そこはレゴブロックの世界。人間と同じような平和なレゴの世界は、「おしごと魔王」によって裏で支配されていた。そしておしごと魔王はレゴの世界を動きのない完璧な世界にするべく、秘密兵器「スパボン」を使って固めようとしていた。そこに登場するのが選ばれしものである作業員。彼はスパボンを封印するアイテムを見つけ、仲間と共に世界を救うために戦う。
LEGO(R)ムービー 感想
家族で楽しめる映画
誰もがこれまでの人生の中で一度は触ったことがあるであろうおもちゃ「レゴ」。そのレゴが僕たちに与えてくれた創造性は計り知れないですよね。小さいとき、一人でレゴを触りながらどこまででも頭の中で世界を広げられました。他人から見ると「これは何だ?」っていう車や建物。モンスターなんかも作っていました。自分の想像する世界が形になっていくレゴの楽しさは今でも身体が覚えています。
この映画は今現在レゴブロックで遊んでいるような子どもの年齢から、かつてレゴで遊んでいたすでに大人になった人まで、年齢を問わず楽しむことができます。そしてむしろ映画のメッセージとしてはかつてレゴで遊んでいたけど、今その時に持っていた自由な発想を失いつつある大人に込められている・・・!
自由であれ、独創的であれ。
この物語で敵となる思想は「すべてを美しく完璧な形で固めておきたい」という発想です。大人になるにつれて歪なものや、突拍子のないものに対して違和感を感じるようになり、それを「正しい姿」に直したくなる。でもそこにオリジナリティや個性はあるのか、自分の心が感じたものは富組まれているのかと言われるとそうでもない。
それに対して子どものつくるものや絵はバランスも悪いし、理論理屈・常識に反している。でもそこにこそ「その子」が感じたものが表現されていて、その成果物は人から見たらどうだとかいう評価の前にとても価値のあるもの。
この映画を観て、自由に、そして制限されずに発想することの楽しさや大切さを改めて思い出す。いつか子どもだったすべての大人の人に観て欲しい映画。
おわりに
以上、LEGO(R)ムービーについてでした。観終わったらなんだかレゴブロックをいじりたくなってきました。実家に帰ったらレゴでも探してみようかな。笑
音やグラフィックも良くできていて、見応えのある映画です。ぜひ休日に家族で観てみてくださいね。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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