こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「僕らはみんな生きている」という映画について書いてみたいと思います。huluでドラマ映画を探していたら出てきて、タイトルに惹かれて詳細を見てみました。すると1992年、僕の生まれた年に公開された映画でどこかシンパシー的な物を感じて観てみました。当時の日本のサラリーマン像を描いた作品です。どことなくアホっぽい描写で描かれているけど、働くこと、生きることについてそれなりに考えさせられる良い映画。
▽僕らはみんな生きている 予告編
僕らはみんな生きている あらすじ
出張先のアジアのとある国でクーデターが発生し、橋建設のために競い合っていた二社の四人が共に逃げる物語。銃撃戦から逃げ、ジャングルをくぐり抜ける物語。戦争で今日の命を守るために戦う国の人々、かたや命の現場でも領収書のことを考えるくらい会社命の日本人。人は今この瞬間もあらゆる規模や大小の戦いを繰り広げているんだなと感じられる作品。
僕らはみんな生きている 感想
日本人って本当に仕事に生きていたんだなぁと感じられた。最後に出てくる「俺のオヤジは日立だよ。働いてる時は300通の年賀状が来てた。定年退職してからはそれが7通になった。人生を293通に捧げたんだよ。」というセリフが印象的で、20年前も今も変わらないなぁと感じた。
初めは「私たちは日本のサラリーマンです」という言葉に奢っている部分があったり、有頂天になっているニュアンスで使われていてたが、最後は「日本人のプライド」的なニュアンスで使われていたのがよかった。「メイドインジャパンをなめるなよ」というエンジニアの誇りが感じられた。この部分は20年前にはあって、今は少し薄れてしまっている部分なのかもなと思った。会社で働くことだけが生きるということではないが、自分の命をかけて戦えているかどうか。そういうことを考えさせられる映画だった。
おわりに
以上、僕らはみんな生きているについてでした。ちなみにこの「僕らはみんな生きている〜♫」というのは「手のひらを太陽に」という曲です。保育園や小学校で歌ったことのある人も多いと思います。よければ久しぶりに聴いてみてください。
▽手のひらに太陽を
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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