こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。
本日は映画『奇跡』についてご紹介させていただきます。
「海よりもまだ深く」「海街diary」「そして父になる」などと同監督が手がけられた本作、以前から気になっていたのですがずっと観ることができずにいました。
やっと観てみた今、心がすーっと浄化されたような優しい気持ちです。心が疲れた時やすさんでるなぁ・・・なんて感じている時にオススメしたい一本です。
▽奇跡 予告編
奇跡 あらすじ
両親の離婚によって鹿児島と福岡で離れ離れで暮らすこととなった小学生の兄弟を描いた物語です。離れ離れになってしまっても家族4人でまた一緒に暮らしたいと考えるお兄ちゃんは、『新幹線がすれ違う時には「奇跡」を起こすエネルギーが生まれるという噂』を耳にする。二人で一緒に新幹線のすれ違うところを見ながらお願いをしようという作戦のもと、それぞれが旅に向けて動き出します。
奇跡 感想
自分も小学生だった頃の気持ちを思い出しました
この映画には脇役としてもレベルの高いキャストたちがたくさん出てくるのですが、なんといっても魅力的なのは「小学生の子どもたち」。
サンタクロースなんて信じてないけど「奇跡」は信じる子どもの頃。
体温計をこすって熱があると嘘をつく子どもの頃。
誰にも言えない秘密を言い合ったトンネルの中。
数十円で幸せを届けてくれたガリガリ君。
子どもの頃に抱いた何気ない感情の一つ一つが丁寧に表現されている作品でした。
観ていると何事にも疑いなくピュアに立ち向かっていたあの頃を思い出させてくれました。
気づけば年齢と共に何かを疑うようになったり、諦めるようになったり。
「どうせ」とか言うようになったり。
計算できるようになって、未来を諦めてしまったり。
でもそういう計算ではなくって、心の動きに純粋に従って動いてあの頃のまっすぐさってほんと大事だよなって。
心がまーるく、そしてやさしくなれたようなそんなひと時でした。
おわりに
以上、映画「奇跡」についてでした。心が疲れたなぁ、最近妙に現実に大してななめに見てるよなぁ、なんて、心がすさんでるかな?って感じた時にオススメの映画です。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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