こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。皆さんお盆はいかがお過ごしてでしたか?
僕は地元に帰って中学高校の頃の友人に会ってきました。24歳になるとそれぞれ別の場所で違った仕事をしているので、話をするのが楽しいですね。
普段全然連絡を取っていなくても、会えばいきないトップギアで話せる地元の友達って、やっぱり特別な存在だよな〜なんてことを感じるわけです。ということで、本日は12際の頃の少年心を描いた映画「スタンド・バイ・ミー」についてご紹介させていただきます。
スタンド・バイ・ミー あらすじ
ゴーディは作家として活躍していましたが、ある日幼い頃の親友が亡くなったことを新聞で知り、12際の頃の冒険を思い出す、回想映画です。
ゴーディたち親友4人組は秘密基地で毎日を楽しむ、誰もが通ったような少年時代の生活を送っていました。そこに飛び込んできたのが事故で亡くなった街の少年の死体がある場所の情報。4人は死体を見つけてヒーローにになろうと考え、探しに行く旅に出ます。
それぞれに悩みを抱えた4人が笑いあったり、涙したりしながら、目的地に向けて旅をする様子を描いた物語です。
スタンド・バイ・ミー 感想
12際の頃の友達はもう二度とできない
この映画といえばこのセリフ!というくらいレビューなんかを見ると出てくる「12際の頃の友達はもう二度とできない。これ、ほんとそうだなぁって思います。皆さんにも同じように感じることはありますか?
何の損得感情もなく、素を出して話せる人って、社会に出たらほんと難しいなって思います。会うことにも理由が必要だったり、会ってる以上何かを生産したくなったり。訳もなく毎日一緒にいて、なんでもないことに笑いあえていたあの頃。
この映画を観ると、友達って良いもんだよなぁ〜って思わせてくれますよ。
僕たちはどこに向かっているのか知っていた
そして個人的に好きなセリフがこれ。「僕たちはどこに向かっているのか知っていた」です。
社会に出て毎日仕事をしていると、今自分のいる場所はここでいんだろうか、進もうとしている道はここでいいんだろうか?なんてことを考えることはありませんか?今いる場所や未来がふとした瞬間不安になる、何か確実なものが欲しくなる、そんな時が僕にはあります。
でも12際の頃って、何にも知らないし、何にも考えてないのに「このまま歩んでいけるという根拠なき自信」みたいなものを持っていました。この映画は、未来のことなんて考えず、今この瞬間自分の心が楽しいと思えることに飛びつく。そんな少年心を思い出させてくれます。
未来を考えると不安になってしまうこともあるけれど、自分の心の声にしっかりと耳を傾けて道を選んでいきたい。そして共に歩んでくれる友がいるなら何よりも大事にしたい。そう感じた時間でした。
おわりに
以上、スタンド・バイ・ミーについてでした。この映画は年齢を重ねるごとに観た後の余韻が深くなる映画なんじゃないでしょうか。12歳、つまりは小学6年生の頃の自分を重ねて、それぞれが今に想いを寄せられる映画だと思います。古い映画ではありますが、いつ観ても色褪せない名作映画です。興味のある人はぜひ!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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