こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。
皆さんは日常生活の中で「Yes or No」を問われた時、どちらで答えることが多いですか?本日は全てに対して「Yes!」と答えることを誓った男の物語を描いたコメディ映画「イエスマン」についてご紹介させていただきます。
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イエスマン あらすじ
冴えない銀行員のカール。プライベートに対しても仕事に対しても「No」と答えて適当に避けてきた。そんな彼の元には親友と呼べる友達もおらず、妻とは離婚し、仕事もクビになる寸前。
そんな時に参加したセミナー「Yes」。そこでカールは、とにかくあらゆる物事に対して否定せずに肯定する、全てに対して「Yes」と返答するというルールを自分に課せる。
これまで「No」と答えて失ってきたチャンスを手にし出すカールの生活は好転していく。しかし終盤、本当に思っていないことでも「Yes」と答えることで信頼を失うこともあるということを知る。笑えて元気が出るコメディ映画でありながら、人生において大切なことをきちんと教えてくれる映画。
イエスマン 感想
肯定することの大切さと、未知のことを受け入れることの豊かさ。
普段生活していると「これまでやってきたこと」に引っ張られて、新しいことをめんどくさがったり、いつもと違う選択肢に対して「No」を無意識的に選んでしまうことがある。でもこの映画を見るとその選択の一瞬一瞬を大切にしたいと思わせてくれる。
変化なく生きていくことの窮屈さ、そして何事もまずは受け入れてみた先に広がっている世界の広さを感じられる。もちろん「Yes」と答えた結果良いことばかりが起きるとは限らないが、いつもと違うことが起きる。というのは間違いないよね。って思った。
学生の頃というのは毎年毎年ほっておいても環境が変わっていく。でも社会に出ると自分で変えていかなくては何も変わらない。改めて未知に対する好奇心と一歩踏み出す勇気を大切にしたいと思った。
いつの間にか失う遊び心
この映画の中で印象に残ったセリフが「この世は遊び場よ。子供の頃は知ってたのにみんな忘れちゃう」というセリフです。そういえば幼い頃って、くだらないことだったり、意味のないことに夢中だったように思う。
いつしか社会で利益や生産性という言葉に自分もどっぷりと浸かる中、とにかくまず肯定的に考えてみる。という姿勢を失いそうになっていたことに気づく。そうだよな、昔は毎日が遊び場だったし、実験の繰り返しだった。興味を持ったらやってみる。そうすれば発見があったり、向き不向きが分かったり。やってみてしか分からないことがあること。そしてやってみれば世界が広がったこと。そういう好奇心の種みたいなものを今一度大事にしたいと思えた。
自分の心に従う
この物語はとりあえずYes!と言っていたら人生がハッピーになった!というコメディ要素のみで終わらないところが良い。Yes!と何も考えずに連発するカールは終盤に向かうに連れて軽い男というか、制約のためにYes!と言っているだけで本当は何を考えているか分からない人。という扱いになってしまう。
これって本当に大切なメッセージだなって思っていて、Yes!というにもNo!いうにも、「本心でそう思っているかどうか」ってやっぱり相手に伝わる。場に合わせて発言することも大切だけど、相手が本当に自分にとって大切な人であるならば包み隠さず本心を伝えたいと思えた。その伝え方に愛を込めればいいと思えた。
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イエスマン あらすじ
以上、イエスマンについてでした。笑えて、考えられる素敵な映画。元気がないとき時とか、人生や毎日の生活になんとなくモヤモヤしている人にぜひオススメしたい映画です。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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