こんにちは。
元気が出る映画についてあれこれレビューを綴っている宮田です。
いつもは元気が出る映画、という切り口に寄せて書いていますが、今回の記事は純粋にオススメしたい映画のピックアップになります。
順番はランキングとかではなく(順位なんてつけられない!)、公式チャンネルの予告編が載せられるものから順に並んでいます。
オススメの映画
はじまりのうた
僕が大好きな映画を語る上で欠かせないのが「はじまりのうた」。上手くいかない女性シンガーソングライターと、自身の立ち上げた会社から追い出されるようなこれまた上手くいかない音楽プロデューサーの男性。二人は音楽を通じて出会い、そして音楽を通じてリスタートしていく。ミュージックビデオをニューヨーク中の路上で撮影していくシーンが爽快で、ビルの屋上での撮影シーンの余韻が抜けない。これはぜひ一度観てみて欲しい映画です。
バケモノの子
「サマーウォーズ」「時をかける少女」などを世に送り出してきた細田守監督の作品「バケモノの子」。キミとなら、強くなれる。というキャッチコピーに集約された「師弟愛」「親子愛」を描き出した作品。それぞれ一人ぼっちのバケモノ(熊徹)と人間の子(九太)がひょんなことから師匠と弟子の関係になる。どこか欠けた二人が共に成長していく物語。
ぼくたちの家族
ある日突然に告げられる母さんの余命「一週間」。それまでバラバラだった家族が「母さんの病気」をキッカケに一つになっていく。妻夫木聡と池松壮亮が演じる二人兄弟の雰囲気がとても好きで、この映画を観ると心が落ち着くし、頑張ろうと思える。母さんの「こんな時は笑おうよ」というセリフが胸に響く。
きっと、うまくいく
名門大学に進学した大学生おバカトリオともう一人、の物語を描いたインド映画。僕もそうでしたが、大学って何するところだっけ?という疑問を大学に入ってから感じてしまう人っていると思います。大学だけでなく世の中もそうですが、受け身で学べることなんてなく、自分から学びにいかなければいけません。この映画の主人公ランチョーは、純粋な「知りたい」という気持ちで何事にも向き合います。その姿から「人生で大切なこと」を教えてもらうことができます。
マダム・イン・ニューヨーク
きっと、うまくいくと同じくこちらもインド映画です。家族の中で唯一英語が話せない妻の「シャシ」。夫から、そして子どもたちからバカにされ妻として、そして母としての「尊厳」を失っていました。そんなシャシがひょんなことから家族に秘密で「英会話教室」に通うこととなり、密かに英語を話せるようになっていく物語。明るく良いテンポで観ていて楽しく、そしてメッセージに溢れた映画です。
そして父になる
育てた子どもは「他人の子」だった。という子どもの取り違えに巻き込まれた2つの家族を描いた物語。福山雅治とリリー・フランキーがそれぞれの父親を演じていて、その姿、家族のあり方は対照的。一般的には取り違えの場合は「子どもの交換」が行われるそう。「血」か、それとも愛した「時間」か。選択を迫られていく中で感じる「子どもへの愛」。福山雅治の心境の変化がうまく描かれていて、その世界に入り込めるオススメの映画です。
インターステラー
宇宙の話であり、地球の未来の話であり、愛のお話。崩壊に向かう地球を救うため宇宙に飛び立つ主人公。地球に残された娘。人類を救うのは二人の愛。「ロボットにプログラミングできないのは生存本能だ。」というセリフがあるのですが、本作のメッセージ性を抜群に表した一言。「絶対生きて娘に会いに帰る」という愛が命をつなぎ、人類を救う。「力強く生きねば」と感じられるオススメの映画です。
アバウト・タイム 愛おしい時間について
平凡な生活を送っていた男の子がある日「タイムスリップ(タイムリープ)」する力を得て、惚れた女の子に猛アタックするという物語。タイムスリップを繰り返しながら、試行錯誤してアタックする主人公。何度でも「やりなおし」の効く人生を手に入れたはずの主人公が気付くこととは。「大切な人と一緒にいることの奇跡」「今この瞬間を全力で生きること」について教えてくれるオススメ映画です。
マイ・インターン
アン・ハサウェイ演じる女性ファッションサイトを運営する女性社長が主人公。自身の立ち上げた会社だったが、会社の規模が大きくなるとともに自由が効かなくなり、気づけば自分を敵対視する人がいたり、「経営者を変えたほうが良いのでは」などの言葉も出てくる。そして仕事に明け暮れるあまり家族の絆も薄れ、彼女には居場所がなくなっていた。そんな時、彼女の前に現れるのが70歳のシニアインターン生です。人生経験豊富な彼からの言葉の一つ一つが、アン・ハサウェイはもちろん観ている僕たちをも包み癒してくれる、やさしい映画。
最強のふたり
体の不自由な大富豪と、そんな大富豪の介護役として雇われることとなるスラム街の男性の絆を描いた物語。誰もが大富豪を「丁寧」に扱う中、スラム街の彼だけが「雑に」「普通に」接する。人として心を通わすとはどういうことかについて考えさせられる一本で、ラストの終わり方も個人的に好きなオススメの一本です。
映画 聲の形
人気コミック「聲の形(こえのかたち)」の映画版です。小学生の時にクラスに転校してきた聴覚障がいを抱えた女の子「西宮」。そんな西宮をからかっていじめていた主人公の男の子「石田」。いじめられる子、いじめる子、そして周りでそれを傍観している子、なんとかしようと争う子。そして周りの大人たち。様々な人物の視点と葛藤が交錯する物語。「取り返しのつかないもの」ってあるんだよ。とボソッと言った言葉が胸に残っています。大切なことは伝えなければ伝わらない。そんな当たり前だけどとても大切なことを思い出させてくれる、そして深く考えさせてくれる映画でした。
スクール・オブ・ロック
一言で言うとロックしようぜ!な映画。バンドチームから追い出されるような冴えないバンドマンの主人公が、ひょんなことから市内の名門小学校で臨時講師を務めることになるという物語。最初はお金欲しさに出向いただけだったが、子どもたちに音楽の才能があることに気づき、「ロック」を教え始める。子どもたちも「成績」だけに囚われないロックの世界、魅力にはまっていく。ロックに生きる男と、ロックに出会って新たな一歩を踏み出し始める子どもたちの物語。
グッド・ウィル・ハンティング
天才的な才能を持ちつつも心の殻の中に閉じこもった少年(マッド・デイモン)が、カウンセラー(ロビン・ウィリアムス)との出会いを通じて成長していく物語。名作中の名作で、何度観ても心に染みる。心を開くって本当に難しい。きっとこの映画が作られた当時よりも今の方がもっと難しいんじゃないかと思います。現代を生きる全ての人にぜひ観て欲しいオススメの名作映画です。
パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー
実話をもとにつくられた映画で、パッチ・アダムスの半生を描いた物語です。医学生として大学に進学したパッチ・アダムスは、病院で苦しむ人たちに対して薬や手術ではなく「心を通わせること」で良くなってもらおうとします。死を避けるのではなく、命の質を高めること。その人の命や人生にあたたかい血が通うことを全うしていきます。何度でも観ることのできるこちらも名作中の名作映画。
陽のあたる教室
「音楽の先生」の生涯を描いた物語。最初は教師という職業に対する尊厳を持っておらず、生徒が言うことを生徒がダメだからだ。と考えていた主人公。しかし徐々に「教師」になっていくに連れ、どうすれば子どもたちがやる気になるのか、心で話を聞いてくれるようになるのかなどを学んでいく。先生が生涯をかけて築いてきたものがラストで形になる。心温まるオススメ映画です。
おわりに
以上、おすすめの映画についてでした。いかがでしたでしょうか。何か気になる映画はありましたか?
どれもオススメの映画ばかりですので、ぜひぜひ観てみてください。
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それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
皆さまにとって、明日も良い1日になりますように。
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