こんにちは。私みやた、やや壁にぶつかり気味の今日この頃でございます。
でも沈んでいる時こそ、周りにある素敵な物事に気づけるわけで。先日の記事を読んでくださった方から応援メッセージをいただき、世の中捨てたもんじゃないよなぁなんて幸せな気持ちになっています。
そしてタイトルに書かせていただいた「伝えたいという気持ち」はどこから来るのか?について、劇作家の平田オリザ先生の著書「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)」の中でとても心に残る一節がありましたので、本日はそれを書き留めておきたいと思います。
伝えたいという気持ち
本書は「コミュニケーション能力」とは何か?についてが本題の一冊ですが、本記事でピックアップさせていただくのはその序章部分です。第1章に心に残る部分がありましたので、そのまま抜粋させていただきます。
伝えたいという気持ち
私たち言語の教育に関わる者は、子どもの表現力をつけるという名目のもと、スピーチだ、ディベートだといろいろな試みを行ってきた。その一つ一つには、それぞれ意味があり、価値があったのだろう。
しかし、そういった「伝える技術」をどれだけ教え込もうとしたところで、「伝えたい」という気持ちが子どもの側にないのなら、その技術は定着していかない。では、その「伝えたい」という気持ちはどこから来るのだろう。私は、それは、「伝わらない」という経験からしか来ないのではないかと思う。
んむぅ、、、なるほどです!
24歳(♂)、公私ともに伝えたい!という気持ちと伝わらない!という悔しさに溢れている今日この頃です。
なんで伝わらないのか?っていうとそれはきっと、自分が自己中心的になっているから。
想いをきちんと交換できる人に、相手の気持ちを考えられる人になりたいと思いました。
おわりに
以上、についてでした。いろいろあって深く内省している今だからこそ、ありのままの自分を受け入れて成長の礎にしたいと思います。
もしこれをお読みくださっている方の中に「気持ちを伝える」ということについて考えていた!という方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひコメント欄にて交流させていただければ嬉しいです。
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今回引用させていただいた「わかりあえないことから」はこちら。今回は序章部分のピックアップでしたが、本書で述べられる「コミュニケーション能力とは何か?」という視点はとても参考になります。
ロジカルシンキングやプレゼンテーション能力などのハウツーはグローバルコミュニケーション能力の部分にすぎす、最も大切なことはバックグラウンドの違う相手の気持ちを想像できること。というような(個人的な意訳です)話が展開されます。よければ読んでみてください。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。明日も素敵な1日になりますように。
よければこちらもお読みください。
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