映画「さよならの朝に約束の花をかざろう(#さよ朝)」のあらすじと感想

どうもこんにちは宮田です。本日2月24日は「#さよ朝」こと新作映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」の公開日。

本作は「あの花の名前を僕たちはまだ知らない」や「心が叫びたがってるんだ」の脚本を手がけた岡田麿里監督の最新作で、公開前から話題になっていました。筆者の僕も楽しみで、公開日の朝一番の上映で鑑賞してきました♪

梅田ブルクで鑑賞。来場者特典として、さよならの朝に約束の花をかざろうのポストカードをもらうことができましたよ♪

これはけっこう嬉しいんじゃないでしょうか!?という余談はこのあたりにして、さよならの朝に約束の花をかざろうの内容や感想に入っていきたいと思います。なお、本記事はネタバレも含みますので、あらかじめご了承ください。

さよならの朝に約束の花をかざろうのあらすじ

数百年の寿命を持つイオルフの民

10代半ばで外見の成長が止まり、数百年の寿命を持つ「イオルフの民」。そんなイオルフの民の一人である主人公のマキアは、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らす。

崩れ去る平穏、赤ん坊との出会い

そんなマキアの穏やかな生活はある日突然崩れ去る。イオルフの民の長寿の血を求め、メザーテ軍が攻め込んでくる。その騒動の中でマキアは村から引き剥がされてしまう。真っ暗な森をさまよい歩く中で、親を失くした赤ん坊に出会い、ルキアはその赤ん坊と二人で生きていくことを心に決めるのでした。

紡がれる二人の絆

その赤ん坊に「エリアル」と名付け、マキアとエリアルは二人で歩んでいきます。少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。別々の尺度の中に生きる二人の間に生じる摩擦、周りの人々からの目。ひとりぼっちとひとりぼっちが編む、愛の物語。

さよならの朝に約束の花をかざろうの感想

母の愛、強さと弱さと、必死さと。

まずはじめに本作、レビューが割れているようですね。アニメ映画ということで、ぱっと見だと若者向けに見えますが、どちらかと言えば人生一周した人にこそ響く映画。

尊さや愛、強さと弱さ、母の偉大さ、人生を織りなす様々なエッセンスが凝縮された作品でした。親子の愛や家族愛を感じられるような作品が好きな方なんかにはとてもオススメです。どことなく、細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」にも近い感じを受けました、参考までに。

また、イオルフの一生と人の命の長さのコントラストが、まるで世の中と人間一人の人生の長さを表すようで、大きな時間の流れを感じる神秘さのようなものも持っています。

愛すること、ひとりぼっちの先にある幸せ。

本作では「愛すれば、本当のひとりぼっちになってしまう。」というセリフが出てくるんですが、このセリフがものすごく心に残ったんですよね。

愛すれば傷つく、愛すればいつか愛に終わりが来る。だったら何者も愛することなく、平穏に生きていけば良い。そうすれば孤独も感じることがない。という考え方もあるわけですが、本当の幸せやぬくもりというものは、やっぱり誰かを愛するということの先にあるのだということを教えてくれるようなそんな作品です。

そして愛するということは綺麗なものではなく、弱っちくて必死で、泥臭いものなのだと。自分がこれまでもらってきた愛について、自分も誰かを愛したいということについて、考えさせられる時間でした。

#さよ朝Twitter上での反応

さてさて、私自身の感想だけでなく、Twitter上での映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」の感想も拾ってみました。

これらのほか、ハッシュタグ「#さよ朝」で感想を拾うことができますので、ぜひチェックしてみてください♪

おわりに

以上、映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」のあらすじと感想についてでした。母の愛と子育てという時間の尊さを描いた本作、子を持つお母さんにとっては目頭が熱くなるような作品ですね。

さよならの朝に約束の花をかざろうを鑑賞された方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ感想など語り合いたいです!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。よければこちらの記事も合わせてチェックしてみてください♪

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