どうもこんにちはみやもです。本日は親の離婚について投稿してみたいと思います。
筆者自身、中学生の頃に親の離婚を経験しています。先日、高校生と話をする機会があり、親が離婚すると言い出していて、自分は今どうすればいいのか分からず悩んでいる。ということでした。
画一的な答えはなくて、その子の話をずっと聴いた後、実際に親が離婚した人生を歩んだ筆者の僕自身が過去に感じたこと、そして24歳の今、どのように感じているかを話しました。
本記事ではそこで話したことを綴って残しておきたいと思います。
親が離婚した
まずは筆者の体験談を書いておきたいと思います。僕は父母と弟、僕の家族4人構成でした。中学生の頃に、母親から話があると言われて「すでに離婚しているんだ」という話を聞かされました。
小学生の頃から家族旅行やピクニックなんかもなくて、周りの家族や友達とは違うなあと感じていたし、そこまで違和感はありませんでした。
ただ、将来に対してという点でいくとあの頃はいろいろ諦めてしまっていたような感覚がありましたね。一刻も早く実家を出たいという思いから工業高校に進学して、クラブ活動と勉強に励んでいました。
高校生というとカラオケに行ったり、友達とご飯に行ったり。みたいな青春を連想しがちだけど、そういうことをするためのお金もなかったので、ひたすらサッカーボールを蹴るか、勉強していました。
そのせいか、今でもカラオケとか飲み会とか、大人数でワイワイするのはけっこう苦手だったりしますかね。カラオケより映画、居酒屋よりカフェ派です。
母が病気で亡くなる
僕は母親に親権が渡り、母親中心に暮らしていたのですが、高校3年生の頃にその母親が癌で亡くなりました。
唯一の親という頼れる相手がいなくなった時のあの感覚は今でも覚えていて、とにかく不安いっぱいでした。周りから「大丈夫?」って聞かれても「答えたところでどうなるの?」って感じるくらいには疲れていました。
親の離婚、死別、なんで自分ばっかり。って考えていましたね。
でも世の中捨てたもんじゃなくて、そういう時に言葉だけでなくて本当に助けてくれる人たちが現れるんです。僕の場合は担任の先生と塾の先生でした。
書くと長くなるので割愛しますが、本当によくしてもらいました。今でもあのご恩は忘れません。その後、母の死をキッカケに医療工学の道を志すようになり、奨学金を借りて大学に進学し、就職をして今に至ります。
振り返って今思うこと
当時は離婚した親に対して嫌悪感を持っていたし、周りから同情されたりして悲劇のヒロインぶっているところなどもありました。
しかし、今ひとまわり成長してみて、いろんな人生があるのだということを体感しつつある中で、親の離婚はというのもそれはそれで仕方ないのかなと思うようになりました。
親だって人だし、そこの部分の選択の自由もあるものなのかなって。一応まぁ僕も高校に行くまでは面倒をみてもらったわけで、子育てを放棄したわけでもないですもんね。
振り返って思うのは、あの頃くよくよしていた時間て無駄だったなぁっていうことです。別に親が離婚したからって死ぬわけでもないし、会えなくなるわけでもありません。
親は親の道を行く選択をしたんだから、自分も自分の道をひたすらに進み続けるしかない。くよくよしている時間なんてなかったよと今になっては思います。
親が離婚すると言い出したら
親が離婚すると言い出したら、寂しいのは分かるけど受け入れて「自分で生きる覚悟を決める」べきだと思います。
寂しいからって無理に繋ぎ止めたって、気持ちがないのに一緒にいるほど冷たさを感じるものはありません。辛いかもしれないけれど、自分は自分で強く生きていくと決めて行動に出た方が早いです。
僕は結果として奨学金を借りて大学に進学しました。入学金やらなんやらも、本当に大学に行きたいという思いがあればなんとかなります。やるべきことはせめて学費の安い国公立大学に進学できるよう勉強することです。
僕もひたすら勉強して公立大学に進学しました。奨学金には大学に入学してから借りるもの、入学する前に借りるものなどいろんな種類があります。僕は入学する前に30万円が付与される(返さなくて良い)奨学金に応募して当選したりもしました。
やりたいことが決まっていればそれをなんとか実現する方法はたくさんあると思うので、探してみてください。
そして何より、誰かに頼るのではなくて自分の力で踏み出していく力をつけること。
親が離婚して、結果として一人ぼっちを体験した人に与えられるのがこの力だと思います。周りが会社の愚痴を言っている時、上司の愚痴を言っている時、その時間にもひたらすら自分の腕を磨く。
自分の足で立つ力を、ぜひ磨いてほしいです。
おわりに
以上、についてでした。ババーっと書いたら、とりとめのない文章になってしまいました。
内容についてはまた時間を空けてから編集してみたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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