物事を考える時、未来から逆算して考えますか?それとも目の前のことから考えますか?仕事をしていると「逆算思考」という言葉をよく耳にします。
僕自身、「積み上げて考えるだけではダメなんだよ」と散々言われるも、目の前のやることに忙殺されがちです。この機会に、備忘録として逆算する思考について書き残しておきます。
バックキャスティング(逆算思考)
バックキャスティングとは、あるべき未来の姿・目標を明確に描き、そこに至るには何を達成していけばよいか?という、未来に起因する思考方法です。
将来を予測する際に、持続可能な目標となる社会の姿を想定し、その姿から現在を振り返って今何をすればいいかを考えるやり方。目標を設定して将来を予測すること。
引用:コトバンク
フォアキャスティング(積み上げ思考)
バックキャスティングとは反対に、今ある現状から積み上げて考える思考法が「フォアキャスティング」です。
過去のデータや実績に基づいて、その上に少しずつ物事を積み上げていくやり方。また、その方法で将来を予測すること。
引用:コトバンク
目標に到達するには?
このバックキャスティングとフォアキャスティングは、どちらか一方が正解。というわけではなく、TPOに合わせて使い分けられることが必要です。
ただ、僕が普段「積み上げてるだけではダメだ」と散々言われるのは、僕が目的とする地点まで、積み上げ思考では到底たどり着けないからです。
人はどうしても「これまでの経験」を軸にして物事を考えがちです。その発想で行くと、上図のように理想とするような、「これまでの延長線上にない未来」に到達することはできません。
そこで、理想とする未来を描いたら「そこに到達するための道筋」を描く必要があるわけです。僕を含めて若い人の中には、とにかく行動!みたいな人も多いかと思います。
確かに行動は大切です。しかしながら、単純に行動するだけでは到底たどり着けない未来があるということもまた事実です。
目的目標を達成するために、今の戦略は適切か?戦術は合っているか?そんなことを未来から逆算して考え、行動できるようになれば強いです。
少しずつ練習。
僕はまだまだ目の前思考で、戦略よりも戦術ありきになってしまうことが多いです。そこを少しずつ少しずつ逆算思考で動けるようになっていきたいと思います。以上、バックキャスティングとフォアキャスティングに関するメモでした。本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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