普通に生きられていることの幸せを感じられる映画『レナードの朝』

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「レナードの朝」という映画についてご紹介させていただきます。30年間「意識はあるが眠った状態」で過ごした患者と、そんな患者たちを助けようと奮闘した医者の物語。

レナードの朝 あらすじ

病によって30年間の眠りについていた患者に新薬を投与することで「目覚め」を起こすことに成功する。しかし、その目覚めも一時のもので、また病が襲いかかってくる。それでも新しい方法はないかと模索し続ける医者と患者と、病との戦いを描いた映画。医者を演じるロビンウィリアムスと患者を演じるロバード・デ・ニーロの二人の演技が圧巻。

レナードの朝 感想

今こうして不自由なく暮らしていることへの感謝

ベタではあるけど、今こうして何不自由なく暮らしているということへの感謝を改めて感じる映画。30年間という月日を「意識はあるけど体は動かない」という状況で過ごすって想像もできないけど、世の中にはそういう時間を過ごした人たちが実際にいたということは確か。毎日朝起きたら朝日を見ることができて、気分のままに散歩に出ることができる。そんな生活を大切にしたいと思える。上手く行かないこともあるけれど、それも人と関わって挑戦できているからこその悩みなわけで、幸せな悩みなんだなと思える。

人間の力の儚さ

物語の結末としては結局この病気を治すことはできなかった。どれだけ希望を見出したって、どれだけ新しい薬が開発されたって治せないものは治せない。病の恐ろしさを感じるとともに、人間の力のちっぽけさを感じた。僕たちは何のために生まれて何のために生きているんだろうか。普段どれだけ偉そうなことを言っていても、命の問題に向き合った時に僕たちができることは毛ほども無い。そんな自分の無力さと、生きている間に誰か他の人のためになることをしたいという力強い想いを湧き上がらせてくれる映画だった。

おわりに

以上、レナードの朝についてでした。結末的には切ない想いも残るが、人の優しさを感じられる暖かい作品です。ほんのわずかの間、意識と体を取り戻した間に自分から実験台になろうとしたシーンには涙がこらえられませんでした。不屈の名作映画です。まだ観ていない人はぜひ!それでは本日もここまでお読みいただきありがとうございました。