こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は僕の大好きな映画「バケモノの子」についてご紹介させていただきます。「時をかける少女」「サマーウォーズ」などの超ヒット映画を手がける細田守さんの映画の中で一番新しい作品です。アニメーション・音・ストーリー、そのどれもがツボなバケモノの子。おすすめのベストムービーです。
▽バケモノの子 予告編
▽バケモノの子 予告編2
バケモノの子 あらすじ
人間界とは別に存在する「バケモノの世界」。普通は交わることのないその2つの世界、ある日人間界にやってきたバケモノの「熊徹(くまてつ)」と、人間の子供「九太(きゅうた)」が出会う。九太は強くなりたいという想いで熊徹の弟子となる。暴れん坊で友達のいない熊徹と一人ぼっちの九太。そんな二人が修行の中で互いに刺激しあい成長していく物語。
そして愛情はあれど、孤独に心を蝕まれたライバルの存在が、バケモノの世界、人間界の2つの世界を脅かす事件を起こす。熊徹と九太、二人が世界を救うために動き出す。
バケモノの子 感想
はじめに、まだ観てない人はぜひ観て欲しい!とおすすめできる映画。この物語には今の時代に失われつつある姉弟愛が溢れている。頑固で負けず嫌いの二人はお互いに素直になれずにぶつかり合う。でもお互いの心の内や、背負っているものなんかを知っていく中で徐々に心開いていき、親友となっていく。その過程は「親や仲間に素直になれない」「どうしても心の壁をつくってしまう」という人にとって心に響くはず。
九太が熊徹にバレないように熊徹の動きを真似しだすシーンにはほんとにグッときた。男同士てこうだよなぁ〜と共感しつつ、感動する。映画館に観に行った時、子ども世代も多かったけれど、この映画は社会に出ていろんな上下関係の中に身を置いてからの方が響く要素がたくさんあると思う。社会に出て、上司や部下に素直になれないなんて時にはぜひ観てみて欲しい。
そしてこの物語は行き過ぎた期待や愛情がどのような弊害を生み出すのか、ということについても語られていて現代の問題を映し出している。誰にも期待されなかった少年と、期待に耐えられなくなった少年。そんな二人のぶつかりが観る人にたくさんのことを教えてくれる。
おわりに
以上、バケモノの子についてでした。この映画は本当に優しく強いメッセージをくれる映画です。映像や音楽も良くて誰と見ても楽しめるので、ぜひ一度!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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