こんにちは。本日は何か人間関係や仕事でこじれた時や上手くいかなかった時、何が大切か?ということについて書いてみたいと思います。
職場の人間関係が上手くいかない、家族や親子でのコミュニケーションが上手くいかない、恋人との関係が上手くいかない、などなど。
普段の生活の中には「人間関係の悩み」があふれています。
悩みを持つのはみな同じです。ただ、その悩みを解決して進んでいく人と、いつまでも同じ悩みを解決できずに苦しむ人がいます。その人たちの違いは一体どこにあるのでしょうか?
僕自身、公私ともにいろいろとあった時期で、いろんな人に相談したりもしていたので、改めて振り返ってみました。これまでに読んだ本で「幸せになる勇気」という本があります。
この本から、人間関係の悩みを解決して前に進んでいくためのヒントを抜粋してみたいと思います。
話し合うべきは、これからどうするか。
それでは早速、人間関係の悩みを解決していく上で、とても参考になった考え方を著書「幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII」より抜粋させていただきます。
哲人
ウンセリングにやってくる方々は、ほとんどがこのいずれかの話に終始します。自身に降りかかった不幸を涙ながらに訴える。あるいは、自分を責める他者、また自分を取り巻く社会への憎悪を語る。
カウンセリングだけではありません。家族や友人と語らうとき、相談事を持ちかけるとき、いま自分が何を話しているのか自覚することは、なかなかむずかしいものです。しかし、こうやって可視化すると、けっきょくこのふたつしか語っていないことがよく分かります。きっと、あなたにも心当たりはありますよね?青年
・・・「悪いあの人」を非難するか、「かわいそうなわたし」をアピールする。まあ、そうとも言えるでしょうね・・・。哲人
でも、われわれが語り合うべきことは、ここにはないのです。(中略)
哲人
そう、われわれが語り合うべきは、まさにこの一点、「これからどうするか」なのです。
よく、他人は変えられない。変えられるのは自分自身だけだ。という言葉を聞きます。
まさにこの言葉の通りだなというか、相手のせいにしてみても、社会のせいにしてみても。本質的には何も解決しない。また同じようなことに悩むだけなんですよね。
自分が今できることから変えていくしかない。辛いことや悔しいことがあったとしても、投げやりになったりせず、ただ受け入れて自分にできることを着実にやる。それだけなんですよね。
考えるべきは「これからどうするか」。そして取り組むべきは誰かの批判ではなく、次に向けて動くこと。
いかがでしょうか?僕自身、何かあったとき、相手の悪いところを愚痴ってしまったり、自分の状況に共感してもらおうと話をしてしまうことも多々あります。本書に出てくるように、「これからどうするか?」を常に心の中に据えてみたいと思います。
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おわりに
以上、についてでした。
今回参考にさせていただいた著書「幸せになる勇気」はこちらです。
「嫌われる勇気」でブレイクした、アドラー心理学について書いてある本で、対話形式になっているためとても読みやすいつくりとなっています。気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ書店などで手に取られてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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