こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。
先日TSUTAYAに行くと、どどーんと「ちはやふる」特集をやっておりました。人気コミック「ちはやふる」が上の句・下の句の2部作完結で実写化された映画版のレンタルが始まりましたね。
早速、上の句をレンタルして観ました!テンションが上がる、高揚感のある一本でした。
▽ちはやふる 上の句 ダイジェスト
ちはやふる あらすじ
ちはや(広瀬すず)、たいち(野村周平)、あらた(真剣佑)の3人は幼馴染で、あらたに教わった「競技かるた」に熱中していた。バラバラになった3人をつなぐものは「競技かるた」。高校生になって同じ学校に通うことになった「ちはや」と「たいち」は、高校に「競技かるた部」を創設する。5人の部員を集め、全国大会進出に向けて奮闘する。また「あらた」に会うために。かるたの持つ魅力、何か一つのことに一生懸命になることの熱量。そして仲間の存在の有難さを感じられる青春ムービー。
ちはやふる 感想
一つのことに向き合う部活動の熱量
まず「かるた」の魅力・世界観に触れることができて、それが「嗜む文化的遊び」ではなく、熱い「スポーツ」であることが分かります。
そしてちはやを筆頭に「全国大会出場」という一つの目標に向かって毎日毎日、他の全てを犠牲にしてでも打ち込むその姿に心を揺さぶられます。
寝ても冷めても「かるた」のことを考えている。試合が終わったら気が抜けて寝てしまう。そういう経験をいつからしてないんだろうかって、なんだか自問させられました。
相手に、試合に関わってくれる人に「礼」をして、正々堂々と真っ向勝負をする。なんだかそういう純粋な「戦い」から逃げているんじゃないだろうか。ちはやを見ていると奮起させられるシーンがたくさんありました。
仲間の大切さ
部活動で得られる宝物が「仲間」だと思います。その時間バイトしていればお金が手に入るし、帰宅部でみんなと楽しく遊んでいればたくさんの思い出が手に入る。
そんな時間を我慢してでも苦しい練習に耐える。限界ギリギリなところで支え合いながら、時にはぶつかりながら同じ時間を過ごした仲間。
当時はそれほど考えてはいなかったけど、高校の部活でできるような「仲間」はもう一生できない。大学生になって、社会人になった今、思う。
あれだけの熱量で、今この瞬間に共に全てを賭けられた時間はもう絶対ない。
「仲間」っていいなと思えた時間でした。
そして今、仲間と仲間であるには当時以上の努力が必要であることも感じました。「頑張っていれば仲間」という簡単な問題ではなく。
やはり結果を求められる「社会」。
尊敬できる仲間、共感できる仲間と、これから先もずっと「仲間」としていられるように、同じ目線で走れるように、より一層の努力をしたいと思いました。
おわりに
以上、映画「ちはやふる 上の句」についてでした。コミックの実写化に成功したパターン!というレビューを見かけましたが、まさにその通りで、私なりの凝縮の仕方、キャスト、テンポ、音など、観ていてテンションの上がる構成でした。
現在はまだ「下の句」のレンタルが始まっておりませんが、来月にはレンタルが開始します。
こちらも期待の高まる一本です!
▽ちはやふる 下の句 予告編
それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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