元気が出る映画の感想・レビュー『モーターサイクル・ダイアリーズ』

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「モーターサイクル・ダイアリーズ」という映画についてご紹介させていただきます。「旅」に出たことのある人、旅に出てみたいと思っている人にオススメの映画です。旅を通じて変わっていく価値観を描いた物語です。

モーターサイクル・ダイアリーズ あらすじ

本作は革命家「チェ・ゲバラ」の旅行記「チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記」が元となって映画化された作品です。アルゼンチンに住む医大生のエルネストは、7歳年上のアルベルトと共に旅に出ます。

バイク一台で1万キロの旅をする中で様々な人々に出会います。貧困地域で暮らす労働者やハンセン病にかかった人々など。人々との出会いの中でエルネストが様々なことを感じ、考え成長していく物語です。

モーターサイクル・ダイアリーズ 感想

「旅行」ではなく「旅」を

エルネストとアルベルトはお金を持っていなかったので二人の旅は貧乏そのものでした。寝る場所に困ったり、食べ物にありつくために交渉したり。お金があれば楽に過ぎ行く時間も、お金がなければ一苦労。その都度その都度「人と関わり」扉を開いていきます。こうしたサバイバルな状況に身を置くからこそ得られるものってありますよね。

二人を観ていると僕もまた旅に出たくなりました。バイクから振り落とされてボロボロになるシーンなんかを観ると、「あぁ〜旅してるなぁ〜」なんて思います。アクシデントのない生活なんて生きてる感じしないですよね。

正しいことは正しい、間違っていることは間違っている

そして後半になると世の中の不条理や理不尽に立ち向かう姿が描かれます。ハンセン病に苦しむ人とは手袋をして接することが義務付けられた街で、二人は素手で彼らと接し、そして献身的に治療に貢献します。

後に革命家となるなるエルネストの「正しいことは正しい、間違っていることは間違っている」という自分の信念に従う姿にグッとくるし、「自分ももっとちゃんと生きないと!」と感じさせられる映画でした。

おわりに

以上、モーターサイクル・ダイアリーズについてでした。青春ロードムービーであり、歴史を感じ、奮起させられる映画でもあります。ぜひ一度観てみてください!それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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