【 エジソンの母 – 感想 】自分自身に素直に生きることの生きづらさと、そう生きることの大切さを感じられるドラマ

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こんにちは。昨日、お仕事の関係で高校生1年生のプレゼンテーションを聞いてきました。そこで感じたことは、あのまっすぐさの素晴らしさ、今を堂々と生きるという彼女彼らの清々しさでした。調査不足で追及され、困り果てているシーンなどもありましたが、素直に疑問に思ったことを自分たちなりの視点、世界観で表現しようとしている姿に感動しました。

そして、1年、半年という短いスパンでの成長量が半端ではないことを実感しました。僕は先を見据えるあまり、今日この瞬間があることの感動を拾えているだろうか?今日という24時間に、自分の中のエネルギーを全力投球できているだろうか?そう自問させられました。

どうして?という素直な疑問を持つことの大切さ、難しさ、強さ。

そんなことを感じると同時に、僕の好きなドラマ「エジソンの母」を思い浮かべました。このドラマは、何にでも「どうして?」という疑問を抱く少年とクラスメート、先生、学校、母親、地域の物語です。小学生の頃、僕も主人公と同じようにいろんなことに対して疑問を感じていました。算数や理科が大好きだったので、図鑑や算数の面白い話なんかを教えてもらっては寝ることも忘れて考えたり、紙にいろんなことを書き出したりしていました。高校に入りそれが数学パラドクスという分野であることを知り、かなり深く調べた経験があります。

ドラマの中で「人体模型に電気ショックを与えることで生き返るのではないか?」という考えにいたり、コンセントにつなごうとして失敗するシーンがあります。(なんかすごくわかる。僕も中学生の時、コンセントに興味がありすぎて半田ゴテを突っ込んでめちゃくちゃ怒られました。)もちろんその行為は学校の授業と関係がなく、そして人に迷惑をかけてしまったことで先生から叱られてしまいます。いわゆる問題児という扱いになり、ひどい言葉を浴びせられたりします。

無限大の愛で

純粋に疑問に思うということ、そしてその興味関心を追いかけることは難しい側面もたくさんあることを教えてくれます。人と違う視点でものごとを見れば、一律を求める社会では「おかしなやつ」として扱われてしまうからです。社会という大きな存在からすれば僕たち一人一人は小さな小さな存在なわけで、圧力をかけられればあっさりと潰れてしまいます。このドラマでは、そんな問題児扱いをされてもかかんに立ち向かう主人公と、それを無限大の愛情で支える母親の姿に心を打たれます。エジソンの母というタイトルの通り、自分の子どもを100%信じるその姿に母親という大きな存在を感じます。

自分自身もいつまでも純粋な気持ちと前に進む強さを持っていたい

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このドラマは、感想などを検索すると分かるのですが賛否両論あります。観ていてイライラするなどの感想も見ることがあり、実際に授業を進めていたり、学校経営をしている立場の人からするとそういう見方になる場合も多いようです。確かにこの物語の主人公は問題児なのだけど、だけど、誰もがみんな自分の疑問をもつことができる社会になったらそれってとても素敵な世の中だと思うんです。疑問や問いをもつことができるからこそ、人の想いに寄り添うこともできるようになるんじゃないか、そう思うんです。逆に疑問や問いをもつことをやめてしまった時、僕たちは時間の流れに埋没し、ただただなんとなく人生を歩むことになってしまうのではないか。そう思いました。

根幹に必要な「誰かの役に立つこと」

そしてこのドラマの最終回が好きです。とあるミスで火事をおこしてしまい、転校を余儀なくされる主人公。校長先生に言われた「知識や技術は誰かを幸せにするためにあるんだよ」という言葉の通り、自分の持てる知識を総動員して学校の旗揚げ機をつくります。まさに誰かを幸せにする道具を小学生にしてつくりあげます。純粋に疑問に思ったことを追求する、たしかにその行為は人に迷惑をかけてしまったり、遠回りをしてしまうことも多々あると思うのですが「誰かを幸せにしたい」「社会の役にたちたい」という想いが根幹にあれば、間違わずに進んでいけるのではないか、仮に間違えても、素直に忠告を受け入れて修正しながら進んでいけるのではないかと思います。

自分自身が、誰か身の周りの人に役に立てることを探しながら生きていきたいです。かっこいいことや大きなことにばかり目が行きがちですが、まずは半径5メートルの世界に自分のできることがたくさんあるのだと思います。最近少し、自分の存在意義ってなんだろうな?とか考えていたこともあったのですが、目の前のことに全力投球して、小さな一歩を踏み出していこうと、改めて感じさせられました。

実際、ドラマの中の主人公のように、なぜなぜ?と質問しまくる学生がいたら、嬉しい半面で先生が対応しきれないことも多々あると思います。やっぱり、企業や地域が協力しながら、街で子どもたちを育てていくことができたらいいなと思いました。だからこそ僕もきちんと仕事で成果をあげて、貢献できるようになりたいと思いました。

エジソンの母公式サイト

superfryもナイスです

このドラマではsuperfryの「愛を込めて花束を」と「ハロー・ハロー」が使われています。どちらもめちゃめちゃ良い曲です。僕は元気がない時や頑張りたいと思った時に良く聴いています。こんにちは、今日という1日!って感じになります。笑

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