身近な人のことを改めて大切にしたいと思えた!映画『忘れないと誓った僕がいた』の感想

こんにちは!本日は2015年公開映画の「忘れないと誓った僕がいた」について書いてみたいと思います。

この映画は記憶がなくなってしまう系統の映画です。

少し他の映画と違っているのは、記憶が消えていくのが自分ではなく、周りの人たちだという点です。この映画の主人公は、まわりのみんなから忘れられてしまうという設定です。

忘れないと誓った僕がいた 感想

忘れられてしまう存在

この映画を観て、もちろんのこと切なくなった。

こういう特殊な設定の映画は、観た人同士でないとかみ合わないところもあるかと思うので、この映画を観て感じたことを書いてみたいと思います。

みんないつかは忘れられてしまう。これは別にこの映画に関わらず普遍の事実だと思う。

それがこの映画のように数時間後には忘れられてしまうのか、長い時間をかけて忘れられてしまうかだけの違い。

映画の中で、「幼稚園の先生の名前を覚えてる?」というシーンが出てきます。24歳になった今、残念ながら僕は思い出せません。

学生時代には同じ人たちと同じように毎日顔を合わせていたけれど、社会に出て、みんなそれぞれの道を歩む中、連絡を取らない人がほとんどになってしまった。SNSでつながっているとは言っても、だからといって、連絡を取るわけでもない。

明日には忘れてしまうとするなら、忘れないようにとその人のことを書き留めたり、映像に残したりしようとする。これって、実は僕にももっと日常的に必要なことなんじゃないかって思った。今日この瞬間を一緒に過ごした人のことを、一緒に過ごした時間のことをもっと今より大切にしたいと思います。

人は二度死ぬ

人は二度死ぬ。という言葉を聞いたことがあります、1度目の死は命が途絶えた時。そして二度目の死は忘れられた時。

この映画を観てこの言葉を思い出しました。僕たちは、誰かの記憶に残りたいと願うこともできるし、残ろうと努力することもできる。

そして、誰かのことを忘れないように努力することもできる。出会えたことが奇跡なんだ。という言葉はクサいですが、まさにその通りなんだと実感します。

忘れないと誓った僕がいた 基本情報

監督

堀江慶

脚本

おかざきさとこ堀江慶

原作

平山瑞穂

キャスト

村上虹郎
早見あかり
西川喜一
渡辺佑太朗
大沢ひかる
池端レイナ
ちはる
二階堂智
山崎樹範
ミッキー・カーチス

▽忘れないと誓った僕がいた 予告編

おわりに

記憶についていろいろと考えさせられる作品でした。映画のタイトルが「忘れないと誓った僕がいた」と過去形であることも、ラストシーンで納得します。

ふとした瞬間に、何気なくでも良いので観て欲しい作品です!早見あかりの笑顔がとっても素敵です!←

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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