元気が出る映画の感想・レビュー『リトル・フォレスト』

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は「リトル・フォレスト」という映画についてご紹介させていただきます。この映画は小森という村の一年間を「食」や「人」、「景色」を通じて描いた物語です。小森の自然を鮮明に描くためにオールロケで撮影が決行されたこの作品、とにかく自然と食材がきれいで、観ていると心が癒される作品です。

また、この映画は春・夏・秋・冬の4部作で描かれており、映画自体は二本「リトル・フォレスト 夏/秋」「リトル・フォレスト 冬/春」でリリースされています。

▽リトル・フォレスト 夏/秋 予告編

▽リトル・フォレスト 冬/春 予告編

生きるということについて改めて考えさせられる

この映画では食材を自分で育てるというところから採って、料理して、食べる。という一連の流れを丁寧に描いています。一つ一つの音、例えばお皿とお皿がぶつかる食器の音や、包丁で野菜を切る音、そしてご飯を食べる音などがとても綺麗です。音と自然の景色に癒される。

「生きる」ということに向き合っている作品で「俺は、他人に殺させといて殺し方に文句言うような人間にはなりたくない。」や「人の言うことは信じられないけど、自分の身体が感じたことなら信じられる。」など心に響く言葉が出てくる。

この作品を観て、自分もこういった自然の一部として生きていることを実感させられる。いかに今の自分は「作られた物」をただ消費して生きているかが分かる。作って、食べて、また作る。景色と音と、美味しいご飯が楽しめる作品。食べるということへの感謝を大切にしたいと感じる。

おわりに

以上、リトル・フォレストについてでした。難しいことを考えずに楽しめる作品。流しているだけでも楽しめる。「生きる」とは本来どういうことかなのかを人の成長、野菜の成長を通じて感じられるおすすめの映画です。個人的には冬が好きで、あたたかい料理を食べたい〜!ってお腹が空いた一本でした。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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