自然の風景に癒される映画「ぶどうのなみだ」の感想

こんにちは。元気が出る映画の感想・レビューを綴っている宮田です。本日は映画「ぶどうのなみだ」についてご紹介させていただきます。

本作は映画「しあわせのパン」の制作スタッフ、主演の「大泉洋」が再集結して作られた映画です。しあわせのパンが好きだったので、どんな感じかなと思い鑑賞。

前作に続き、自然に癒され、生きているということのしあわせを感じられる素敵な映画でした。

▽ぶどうのなみだ 予告編

ぶどうのなみだ あらすじ

北海道の空知でワインをつくる「アオ」と、麦を育てる弟の「ロク」。二人の兄弟は静かに暮らしていたが、そこに突然現れた女「エリカ」の存在によって変化が訪れます。

もともとアオは音楽の道を突き進んでいましたが、あることが原因でその道を歩めなくなる。そんなアオが実家に戻ってきて取り組み始めたのが「ワインづくり」だった。その生活に満足していないのか、アオには笑顔がない。

それぞれの登場人物の持つ苦しみが交わり、それぞれなりに前を向いて一歩を踏み出していく物語。北海道の自然が美しく、出てくる食べ物やワインに食欲をそそられる映画です。

ぶどうのなみだ 感想

心に残るセリフが盛りだくさん

この映画は「邦画!」って感じの邦画で、音やセリフが少なく、派手な展開もなく、静かな描写が多いです。そのわずかなセリフの中に込められた感情や、行間に想像できる想いがとっても心に残りました。

例えば

「ころころ変わる空より、私は土の方が好きだな」

「土っていろんな生き物が生きて死んで、生きて死んで、その繰り返しなんだよ」

「ぶどうとして死んで、ワインとして生まれ変わる」

「ここはね、なんでもある。空があって、木があって、土がある。」

「アンモナイトは何億年も土の中にいて、今出て来るんだ。」

などなど・・・

直接的なメッセージではないけれど、その言葉を聞いて自分の想いや葛藤、経験を重ねられるのが邦画の魅力ですよね。

ワインづくりも人生も時間がかかる

その中でも一番心に残っているのが「土っていろんな生き物が生きて死んで、生きて死んで、その繰り返しなんだよ」という言葉です。

この映画では、ぶどうを育てること、ワインを作ることの難しさが描かれています。最初は硬くて粗いワインも少しずつ丸く優しくなっていく。

長い年月をかけてトライ&エラーを繰り返しながら、深く優しいワインになっていく。

これって、人生もそうだよなって思ったわけです。

生きて死んで、生きて死んで。

生きていれば良い時も悪い時もある。そういう振り子のような時間を経て、僕たちも強く優しい人になっていく。苦い経験があるからこそ、味わい深い人間になっていく。

まさに生きることこそ試行錯誤なのだ!という爽やかな気分になったのでした。

笑えないのは覚悟ができていないから

エリカと出会い、ワインづくりに本気になるまでのアオは笑顔がなかった。でも最後にはまだまだ未完成のワインを手に笑うことができていた。

上手く行ったわけではないけど笑えていた。

最初と最後で何が違ったのか、それは「俺はワインづくりをやるんだ」という「覚悟」があるかないかの違いなのかなって思いました。

なんとなく過去の栄光にしがみついていたり、「俺はもっとできるはずだ、こんなはずじゃ・・・」というプライドみたいなものを持ってしまうことって日常生活の中でけっこうあると思います。

そう考えていると目の前のことに本気になれなかったりします。

すると、心から笑うことができなくなる。

過去とか周りの評価とかではなく、「俺はこれをやるんだ」という覚悟を決められた時、人は体力的に苦しくても楽しむことができる。辛くても笑うことができるのかなって、この映画を観ていて思ったのでした。

おわりに

以上、映画「ぶどうのなみだ」についてでした。ちょびっと人生に疲れてしまった時、何か壁にぶち当たってくじけそうになってしまった時なんかにオススメしたい映画です。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

本作「ぶどうのなみだ」の主演、「大泉洋」さんが出演している映画まとめはこちら

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この記事を書いた人
MIYALOG編集部
こころの元気をチャージする。20代のジレンマに立ち向かう、元気が出るライフハックブログ『MIYALOG』の編集部です。現在、ライター様、寄稿ライター様を募集しています。
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